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2010.10.23

アイルトン・セナ

昨日、「アイルトン・セナ 音速の彼方へ」というドキュメンタリー映画を見てきました。

このブログを読んでいただいている方はご存知だと思いますが、私はアイルトン・セナの大ファンでした。が、実はこの映画を見る気はありませんでした。

楽しいはずがない。
感動するはずがない。
なぜなら、このドキュメンタリー映画の結末がわかりきっているからです。
あこがれのアイルトン・セナの事故死という悲しい結末が。

それでも、やはり見ることにしました。
この心境の変化は、自分でもよくわかりません。

内容は、制作者の意図がかなりはっきりと出たものでした。
レースのシーンは最小限でした。そのかわり、セナの心の葛藤をひたすら追い続けていました。他にも印象的なエピソードが山のようにあるのに、ひたすらセナの内面を追いかけた作品になっていました。

たいへんに重苦しい内容でした。
が、結果的には、この映画を見て良かったのだと思います。

映画が終わった後に、制作者とか出演者のテロップが流れますよね。
そのときに、たいへんに印象的なテロップが流れました。

セナの死後、セナ財団というものが作られています。この財団は、セナの肖像権を利用して商業活動を行ない、その利益をもとに恵まれない子供たちを援助する活動を行なっています。
私はセナ財団を知っていましたが、テロップの最後の文字を見てびっくりしました。

セナ財団 管財人 アラン・プロスト

生前あれほど確執のあったアラン・プロストが、こういうところにかかわっているとは。
ああ、なんかもう言葉にはならないなあ‥‥。

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