« 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »

2011.01.31

ボクシング

私は昔ボクシングが好きで、日本人が絡む世界タイトルマッチは必ず見ていました。大場政夫さんとか輪島功一さんとかの試合には、ほんと熱狂しました。
最近は、全くボクシングを見なくなり、日本人の世界チャンピオンも何人いるのかさっぱりわかりません。

が、本日帰宅してテレビをつけると、偶然にも日本人の絡む世界タイトルマッチをやっていました。しかも、2試合。
李 vs 下田。
内山 vs 三浦。
2試合とも、非常にいい試合でした。一瞬も目の離せない緊張感のある試合でした。久々にボクシングで血が騒ぎました。

昔のような熱狂的な人気はないとは思いますが、ボクシングはいまだにゴールデンタイムにテレビ中継されることがあります。

それと比べると、プロレスは、テレビで放映されることは滅多にありません。
プロレス、ボクシング以上に楽しくて血が騒ぐんですけどねえ。
特に、プロレスリング・ノアは、もっとテレビに露出してもいいと思うんですが‥‥。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.30

伯父と姪の奈良旅行記12「悪夢の一夜」

奈良旅行1日目の行程が終了。

この日宿泊したホテルは、JR奈良駅から歩いてのすぐ隣りにあるビジネスホテルでした。

11013001

部屋は広くはないのですが、こぎれいなまずまずの部屋でした。

11013002

このホテル、奈良駅のすぐ近くということもあり、ホームや電車がよく見えるという売りでした。が、ホームはよく見えたんですが、電車はイマイチよく見えませんでした。ホームに停まっている電車って、外からは意外とよく見えないんですよね。

11013003

さて、このホテルに泊まった最初の一夜、ひどい目にあいました。

この日は、たいへんに寒かったのです。
日中も寒かったのですが、夜はまたとんでもなく寒かったのです。
夕食の時、食事のできるところを探したのですが、けっこう手間取って、寒い中ひたすら歩きまわることになってしまいました。

結局、雰囲気の良いちょっと高級な和風レストランを見つけました。ふたりなのに個室に案内され、食事も豪華でおいしかったです。

110130

が、この和風レストランも暖房がイマイチで、寒い思いをしました。

で、夕食も終わりホテルに到着したのが、19時頃。
前夜の深夜バスでの移動の疲れもあり、20時頃にはベッドに入りました。。
ここからが、悪夢の始まりでした。

まず、ベッドに入ってから1時間くらいして、目が覚めました。足と首とこめかみを始めとして、体中激しい筋肉痛だったのです。
よっぽど疲れているんだなあと思い、がんばってもう一度眠ったのですが‥‥。

さらに1時間ほどして、またしても体中痛くて不快な気分で目が覚めました。さすがに、これはおかしいぞ、と思いました。
で、よくよく考えてみたら、こういった経験を以前に何度もしていることに気づきました。私は以前成人スティル病という病気にかかって毎晩のように高熱に悩まされたのですが、そのときの症状にそっくりだったのです。

たぶん、この日は、38〜39度の熱が出ていたんだと思います。
濡れタオルを額にのせ、横になってウトウトし、1時間くらいで目が覚めて水分補給してタオルを換えて横になり‥‥ということを一晩中繰り返しました。
とにかく苦しくって、眠りながらも自分がうめき声を上げているのがわかるくらいでした。

次の日観光を続けるのは厳しい状態でしたが、今回の旅行は、姪とのふたり旅。旅行計画は全て私がたてているので、私がダウンすると姪に迷惑をかけてしまいます。何より、私がダウンすると、姪に心配をかけてしまいます。
夜中に発熱で朦朧としている中、「なんとしても朝までには良くなるぞ!」ということだけを考えていました。

そしたら。
奇跡的に、朝には熱も下がったようで、なんとか行動できるようになりました。精神力で病気を克服することができるんだ、と思いました。

さすがにこの日以降は、疲れがたまらないようにタクシーを使い、寒さに負けないように厚着をして行動したのでした‥‥。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.29

1.29プロレスリング・ノア後楽園ホール大会

本日のプロレスリング・ノア観戦。
なんと前から2列目。大迫力の観戦でした。

予想通り、目前で場外乱闘がありました。というよりも、私の席までレスラーがなだれ込んできて、大喜びで避難しましたよ。生観戦の醍醐味でした。

試合のほうは、いつもどおり期待どおりの好試合の連続でした。

特に、エディ・エドワーズとバイソン・スミスの外国人勢。
大活躍でした。
彼らは、ほんとにプロレスリング・ノアを好きなんでしょう。日本で試合をすることが楽しいのでしょう。そういったことが伝わってきます。

みんながんばっているし、いい試合もしているのに、地上波でのテレビ放送がないのは本当に残念です。もっと多くの人に、プロレスリング・ノアのすばらしさを見てもらいたいものです‥‥。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.28

伯父と姪の奈良旅行記11「がんこ一徹長屋」

薬師寺と唐招提寺の真ん中あたりに、がんこ一徹長屋というのがあります。こじんまりしたテーマパークのようなものです。伝統の技を受け継いだ職人さんが、焼物などの伝統的な工芸の作業を見せたり、お土産物を売っていたりするところです。

ここへは、16時頃に到着。
ガイドブックには、入場は10時から16時30分までと書いていたので、間に合った!と思ったのですが‥‥。

受付のおばさんが、申し訳なさそうに、「今から入っても何も見られませんよ‥‥」みたいなことを言うのです。どうも、職人さんが作業を見せるのはだいたい14時か15時までらしいのです。それ以降は、作業道具を片付けてしまったりして、作業は見られないのだそうです。その結果、ちょっとしたお土産を売っているだけの長屋になってしまうらしいのです。

残念!
結局、がんこ一徹長屋には入らないで、帰途についたのでした。

がんこ一徹長屋には、以前にも2度ほど来たことがあります。そのときも作業は終了した後で、巧みの技を見ることはできませんでした。

なんか、時間設定を間違っているような気がします。
入場時間を10時から16時30分とせずに、いっそのこと10時から15時までとしたほうが、観光客には親切だと思うのですが、どうでしょう‥‥。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.27

伯父と姪の奈良旅行記10「唐招提寺」

薬師寺から歩いて10分ほどのところに、唐招提寺はあります。

11012700

薬師寺の建築物はほとんどが昭和の再建ですが、唐招提寺の建築物は古くからあるものが多く、国宝に指定されているものも多いです。まあ、古い建築物が多いということは、地味な建築物が多いということでもあります。パッとした見栄えは良くないのですが、じっくり見ると深みがあっていい感じです。

11012701

11012702

11012703

唐招提寺というと、鑑真。
あの有名な国宝の鑑真和上坐像があるわけですが、今回(2010年11月23日)訪れた時は公開されていませんでした。残念。

鑑真和上坐像は見られませんでしたが、他にも見所のある国宝クラスの仏像がたくさんあります。その中で特筆すべきは、木心乾漆千手観音立像です。

千手観音は、いろいろなお寺で見られます。が、他のお寺の千手観音のほとんどは、手は1,000本ありません。多くの千手観音は、合掌する1対の手の他に、40本の手がついているだけです。1本の手が25本の手の価値を持っているという解釈で、40本の手しかありません。25×40で1,000本ということですね。
まあ、1,000本の手を作るのがめんどくさかったわけではないのでしょうが、やはり千手観音というくらいですから手は1,000本ほしいものです。

ところが、唐招提寺の木心乾漆千手観音立像は、実際に1,000本の手があるのです。まあ、現在はちょっと壊れていて、手は953本しか残っていないようなのですが。
それでも、5mを越える巨体に、1,000本近い手。
大迫力です。
感動モノです。

意外にも、同行の姪も、唐招提寺の千手観音にえらいこと感動していたようです。姪は23歳独身女子、興福寺の阿修羅のような繊細な感じの仏像に興味を示すのかなと思っていました。が、唐招提寺の千手観音や東大寺の金剛力士のような、巨大で大迫力の仏像に圧倒されていたようでした。
意外でした‥‥。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.26

伯父と姪の奈良旅行記09「薬師寺・その3」

薬師寺の見所のひとつ、薬師三尊像。
今までに何回か拝観しているはずなのですが、全く印象に残っていませんでした。

だがしかし。今回は、薬師三尊像にどえらい感銘を受けました。
特に、脇侍の日光菩薩と月光菩薩は、独特の色気があって絶妙です。以前は、仏像はみんな似たようなものとしか思っていなかったのですが、どの仏像にも独特の個性があることがよくわかりました。

私は、以前は仏像には全く興味がなかったのですが、最近仏像に興味が出てきました。今回の奈良旅行にあたっても、事前に薬師三尊像を始めとしたいろいろな仏像について予習してきました。
そしたら、びっくりするほど感動しました。トシをとってモノの良さがわかるようになったからなのか。予習してちゃんとモノを見るようになったからなのか。
いずれにせよ、最近私の中で何かが変わってきたようです。

さて、話は変わりますが、法隆寺、薬師寺と拝観しているうちに、同行の姪が妙な趣味を見つけました。
それは、御朱印です。
御朱印帳に、拝観したお寺の名前やお寺に縁のあるありがたいお言葉を墨で書いてもらい、赤いハンコを押してもらうものです。要するに、スタンプラリーみたいなものですね。

姪は、これにハマりました。
訪れたあらゆるお寺で、御朱印をいただいていました。最終的には、奈良旅行中に19もの御朱印をいただいていました。御朱印は有料で、1回300円かかります。19の御朱印をいただくのに、5,700円とけっこうな額になりますが、訪れたお寺の記念になって、たいへん良いものだなと思いました。

11012601

11012602


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.25

伯父と姪の奈良旅行記08「薬師寺・その2」

薬師寺の建築物で目につくのは、ふたつの塔です。
東塔と西塔。

東塔は、薬師寺創建当時からほぼそのまま残っている古い三重塔です。一方、対となる西塔は、1981年に再建されたものです。
当時から残っているけど、経年劣化した東塔。当時の姿そのままに再建されているけども、全く新しい西塔。このふたつを同時に見られるのは、たいへんに興味深いです。

ちなみに、東塔は、今年2011年から2019年にかけて、解体修理されるそうです。
で、その調査のための足場が組まれていたのが、2009年秋から2010年春まで。2010年4月から2010年いっぱいまでは、工事のための覆いをはずして普通の状態で一般公開されたとのことです。
私が薬師寺を訪れたのは、2010年11月末。ちょうど工事の合間で、修復前の東塔を完璧な形で見ることができました。ラッキー!

11012501

11012502

このふたつの塔、現時点では西塔のほうが若干高いです。西塔のほうが建ったばかりのため、木のなじみがなく、地盤沈下もしていないからだそうです。時がたつにつれて、木がしっくりとなじみ、地盤沈下も進んできます。500年くらいたったときには、西塔がちょっと沈んで、東塔と同じ高さになるそうです。
将来を見据えた計算をしているんですねえ。感心しました。

さて、東塔は古くて西塔は新しいと書きましたが、実は薬師寺の建築物は、ほとんどが昭和の時代に再建されたものです。当時から残っているのは東塔だけ。
再建にあたっては、高田好胤という名物管長が、たいへんな尽力をされたようです。

11012504

ちなみに、高田好胤さん、多くの人が会ったことがことがあると思います。私も高校生時代に会っているはずです。修学旅行のときに、たいへんにおもしろい法話をしてくれた人、それが高田好胤さんです。
私も、35年ほど前に修学旅行で薬師寺を訪れた時、たいへん楽しい話が聞けたことを憶えています。たぶん、間違いなく高田好胤さんだったのでしょう。お寺や仏教に何の興味もない高校生を引きつける話力と人柄。偉大な人だったんでしょうね。

ちなみに、高田好胤さん、さすがと思わせるエピソードがあります。
修学旅行に来た女子生徒と知り合いになり、交際を続け、ついに結婚してしまったそうなのです。薬師寺史上初の妻帯のお坊さんになったのです。
いろいろな意味で、凄い人だったんですねえ‥‥。

11012503

注:今回の記事を書くにあたって、Wikipediaの記載を一部引用させていただきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.24

伯父と姪の奈良旅行記07「薬師寺・その1」

法隆寺はなかなか感動モノでした。
で、次に向かったのは薬師寺でした。

薬師寺に着いたのはちょうどお昼頃だったので、昼食をとろうとしたのですが、なかなか食事をするようなところが見当たりません。結局、薬師寺のすぐ前のこじんまりしたおそば屋さんで、おそばをいただきました。
薬師寺だけではないのですが、どうも奈良のお寺の近くには、飲食店が少ないようです。他のお寺に行ったときもも、飲食店を探すことがよくありました。

で、このおそば屋さん、なかなかおいしかったです。
が、ドアがない開放型の席だったので、けっこう寒かったです‥‥。

11012401

昼食の後は、薬師寺の構内に入っていろいろと見てまわりました。
この日はとにかく寒く、休憩するのと暖まるのとを目的として、敷地内のお茶屋さんで抹茶をいただきました。普段はあまり休憩を取らずに強引に観光を続けることが多いのですが、姪と一緒なのでやはりこういった休憩は大事です。私の場合、女の子と一緒にお茶する機会なんて、滅多にないものですから‥‥。

ちなみに、暖をとろうとしていただいた抹茶ですが、量が少なくてあまり暖まることができませんでした‥‥。

11012402

何度も言いますが、この日はこの後も寒い場面が続きました。
この寒さのために、この日の夜にはたいへんなことが起こるのでした‥‥。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.23

名人

私はどうしても金曜日と土曜日は夜更かしをしてしまい、いつも朝明るくなるまで起きています。なので、ときどき普段滅多に見ない早朝のテレビ番組を、偶然にも見てしまうことがあります。

昨日の土曜日の早朝、落語の番組があり、桂三枝さんの落語を最初から最後まで聴きました。
私は落語にはあまり興味はなく、落語の良さもわかりませんが、そんな私にも桂三枝さんの落語がとてつもなくすばらしいのがよくわかりました。まさに名人芸です。

桂三枝さんは、バラエティ番組の司会者とかでたいへんに忙しい人だと思います。その忙しい中、普段よっぽどまじめに落語に取り組んでいるんだと思います。そうでないと、絶対にあんなすばらしい落語ができるわけがありません。
バラエティ番組は副業であくまで落語が本職、落語を極めるんだという覚悟が伝わってきました。

最近の若手の芸人さんは、ちょっと人気が出るとバラエティ番組の司会者やクイズ番組とかの常連になりますよね。自分の持ちネタをやらなくなってしまいます。テレビに出ることが目的化してしまうんでしょうかね。
結局、彼らの目指すところは、自分の芸じゃないんでしょうね。
桂三枝さんは、絶対に落語からぶれないと思います。

ちょっと話は変わります。
私は若いころ落語には全く興味はありませんでしたが、トシをとると、落語もなかなかいいもんだなという感覚が芽生えてきます。仏像や寺社仏閣に対しても、トシをとるほどのめり込んでいきそうです。

若い頃はなんであんなものがいいんだろと思っていたものが、トシをとるにつれてよく感じてくるのは不思議といえば不思議です。世代が変わっても、やはり同じなんでしょう。だから、文化というのは継続していくんでしょうね。

その点、文化として絶滅しそうな気がするのは、演歌。
若い頃は、演歌は年寄りの聴くものだと思っていました。が、自分が年寄りの域に近づいてきても、演歌にはちっとも興味がわいてきません。
演歌業界、相当な危機感を持ってがんばらないといけないような気がします。‥‥。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.21

危機的状況

最近ちょっと太りはじめたなあとは思っていたのですが‥‥。

私は、数年前に成人スティル病という病気にかかりました。今は完全に治っているのですが、治療中は薬の副作用でえらいこと太ってしまいました。
それを1年単位でダイエットしてベスト体重に戻し、その後は体重をいい感じで維持してきました。
で、そのときから健康管理の一環として、体重・血圧・体脂肪率・体温などを、ほぼ毎日欠かさず計って記録しています。

さて、最近明らかに太り始めたので、過去数ヶ月の体重の記録をチェックしてみたのですが‥‥。

2010年8月から徐々に体重が増加し、2011年1月時点でなんと3kgも太ってしまったのです。
ダイエットを始めてから数年間、体重は1kgの増減もなかったのに、ここ半年で3kgの体重増加。

まずい!
いよいよ本格的なダイエットを始めなくては‥‥。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.20

伯父と姪の奈良旅行記06「藤ノ木古墳」

法隆寺と中宮寺を拝観した後は、藤ノ木古墳に向かいました。

藤ノ木古墳は、それほど有名な観光スポットではありません。もともと古墳というのはお墓ですから、観光というのも変かもしれませんが。

なぜわざわざ立ち寄ったかというと、理由はふたつ。
ひとつは法隆寺から350mくらいしか離れていなくて、すぐに行けたこと。
もうひとつは、以前友人のどすこい君と訪れたナガレ山古墳にけっこう感銘を受けて、古墳に多少なりとも興味があったからです。

法隆寺から藤ノ木古墳までの道は、人も車も通らない細い道でした。風情があって、なかなかいい雰囲気でした。こういう道を若い女の子と歩くというのは、いいものですね。まあ、今回は姪だったわけですが(笑)。

11012001

さて、藤ノ木古墳に到着。
思ったよりこじんまりした円墳でした。水田と住宅の間にあって、ちょっとした公園のように整備されていました。

11012002

この古墳、もちろん中には入れないのですが、入り口にはガラス窓があって、中を覗けるようになっているのです。しかも、人が近づくとセンサーが検知して、古墳の中に自動的に照明が灯るようになっているのです。
滅多に見られないものなので、たいへんに楽しみでした。

だがしかし、たいへんに残念なことがありました。

そのセンサーが壊れていたようなのです。入り口に近づいても、照明が光らないのです。センサーを探したり、いろいろなところに立っったり、手を振ったりしてなんとかセンサーに検知されようとしたのですが、ダメ。
結局、ガラス窓の奥は真っ暗のままで、何も見えませんでした。

私も姪も、ガックリでした。
せっかくの設備、きちんと整備しておいてほしいものです‥‥。

11012003


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.19

伯父と姪の奈良旅行記05「中宮寺」

法隆寺のすぐ隣りには、中宮寺というこじんまりしたお寺があります。
ここでは、有名な木造菩薩半跏像(弥勒菩薩)が見られます。

私は以前、広隆寺の弥勒菩薩半跏像(いわゆる宝冠弥勒)を見て、非常に感動しました。弥勒菩薩半跏像の前は畳が敷かれていて、座って拝観できるようになっており、1日中正座して眺めていてもいいかなと思ったくらいでした。
中宮寺の弥勒菩薩にも、非常に期待していたのですが‥‥。

まず、弥勒菩薩が安置されている本堂が、ちょっと想像と違っていました。後から調べたら、1968年に建てられた現代建築の建物ということでした。オリジナルの本堂を忠実に再現したものだったらそれなりの感慨もあったのでしょうが、ちょっとなあ‥‥。

11011901

本堂の中に入ると、広い部屋の一番奥に、弥勒菩薩が安置されています。というか、弥勒菩薩しか安置されていません。それでも弥勒菩薩の人気は高いようで、多くの人が座って拝観していました。
が、私の場合、唯一の見所である弥勒菩薩にも、なぜか強いインパクトは受けませんでした。
なぜなんだろ?

11011902

ちなみに、中宮寺の拝観料は、500円。
ちょっと高いような気がします‥‥。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.18

伯父と姪の奈良旅行記04「法隆寺・その3」

法隆寺というと、今まではその最古の木造建築群にばかり目を奪われていました。
が、仏像に興味を持ってからは、法隆寺は仏像の宝庫であるということに気づきました。百済観音とか救世観音とか、有名な仏像がたくさんあります。
しかも、特徴的な仏像が多いのです。

例えば、鞍作止利が製作したといわれる釈迦三尊像。
他の多くの仏像とは明らかに作風が違います。
アーモンド形の見開いた目。面長。アルカイックスマイルといわれる微笑み。製作された時代が古く、中国(当時は北魏)の影響を強く受けているようです。

四天王像にもインパクトを受けました。
四天王は本尊を守る役割をしています。なので、多くの四天王像は、甲冑をまとい怖い顔をして戦闘的なポーズをとっている場合が多いです。

が、法隆寺の四天王像は、違います。
無表情と言っていいほ落ち着いた表情。
マントのような衣装。
直立姿勢。
遠くを見るような澄んだまなざし。
これはこれでいいですねえ。
ますます仏像にハマっていきそうです。

仏像を趣味にしていて残念なのは、ほとんどが写真撮影禁止であること。なので、仏像の写真はほとんどありません。

法隆寺の仏像をゆっくり眺めていたとき、ちょっと意外なことに気づきました。
同行の姪(23歳独身女子)が、思いのほか仏像に興味を示していたのです。仏像に関する話もはずみました。ひとり旅もいいですが、やはり話の合う人と一緒に旅をするのも良いですね‥‥。

11011801

11011802

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.17

伯父と姪の奈良旅行記03「法隆寺・その2」

私は以前から、歴史的建築物が好きでした。が、仏像とか絵画とか書物とか、そういったものにはほとんど興味がありませんでした。奈良には何回か行ったことがあり、建築物の記憶はたくさんあるのですが、仏像とかそういったものの記憶はほとんどありません。

ところがここ数年、なぜか猛烈に仏像に興味が出てきて、今回の奈良旅行も事前にいろいろと予習して臨みました。
そういったこともあって、今回は仏像を見る目が違いました。

まず最初のご対面は、中門の金剛力士像。
日本最古の仁王像らしいのですが、こんなに迫力があったとは。
すばらしいです。
感動です。
なんで今までこのすばらしさに気づかなかったのか。
不思議です。

法隆寺の金剛力士像は、他の多くの仁王像より見やすくて身近に感じるのも良いです。

仁王像は、お寺を守る役割から、多くはお寺の入り口の門の両脇に立っています。門の両脇ということは、建物の中ではなく、外に立っているということです。
当然風雨にさらされて傷みやすいのですが、さらにハトのフンやヒトのイタズラにさらされることも多いわけです。
なので、多くの仁王像は、金網に囲われてそういった被害から守られています。
なんか、檻に閉じ込められているようで残念な感じがしますよね。
が、なぜか法隆寺の金剛力士像には、金網がなく、直接眺めることができるのです。これは、良いです。

また、多くの仏像は、建物の中にあり、写真撮影も禁止です。
が、金剛力士像は、外にあるため、写真撮影も禁止されていません。

ということで、いろんな意味で、法隆寺の金剛力士像を堪能しました。

11011702

11011701


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.16

伯父と姪の奈良旅行記02「法隆寺・その1」

JRの法隆寺駅に到着したのが朝8時頃。
バスかタクシーで法隆寺に向かうつもりだったのですが、降りたところにはバスやタクシーの気配なし。なので、ちんたら歩いて法隆寺に向かいました。
北口に降りたのですが、どうもバスやタクシーが待機しているのは南口だったようです。

さて、法隆寺。
世界最古の木造建築群で有名ですね。
法隆寺は、1個1個の建物もすばらしいのですが、その総合的がバランスは実にすばらしいです。金堂と五重塔の美しい配置。それを取り囲む回廊とエンタシスの柱。中門の向こうに見える五重塔。全てのバランスが絶妙なのです。

この法隆寺のすばらしさは、きっと写真じゃ伝えられません。
その場に行かないとわからないんじゃないかな? 
法隆寺は、あらゆるものが、人間の目にどう捉えられるかを意識して作られているような気がします。どんなに工夫しても、カメラのような人工的なものでは法隆寺のすばらしさを表現できないのではないか、という気がします。

法隆寺を作った人のセンスは、すばらしいです。
と同時に、人間の目もすばらしいです。
やはり、感動は写真に焼き付けるのではなく、目に(心に)焼き付けるものなんですよね‥‥。

11011601

11011602

11011603

11011604

11011605


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.15

またしても出版業界の罠

私は、ツボにハマったものを収集してしまうという悪癖があります。特に、シリーズ物は、ついつい全てを収集したくなってしまいます。

最近は、週刊の雑誌をいくつか定期的に購入しています。
週刊「国宝の美」。(完結)
週刊「世界遺産」。
週刊「ふるさと百名山」。
週刊「宇宙戦艦ヤマト」。

1冊は安いのですが、毎週毎週買い続けていると、けっこうな額となってしまいます。
例えば、1冊590円として、1シリーズ50冊発行されるとすれば、総額29,500円。1冊29,500円の本だとしたら間違いなく買わないでしょうが、1冊590円でコツコツと出されるので、ついつい買ってしまうんです。
あくどい商法ですね(笑)。

さて、そのような商売を得意としている株式会社デアゴスティーニ・ジャパンから、新たなシリーズが創刊されました。
それは、隔週間「日本の古寺・仏像」DVDコレクション。

雑誌とDVDがセットで、隔週発売で、1冊1,790円。安いのか高いのかよくわかりません。
が、創刊号「法隆寺」、第2号「興福寺」、第3号「東大寺」、第4号「薬師寺」‥‥。これはもう買い続けるしかないでしょう。

なんと巧妙な罠を仕掛けてくるのでしょうか。
最近の出版業界、恐るべしです‥‥。

110115

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.14

伯父と姪の奈良旅行記01「出発!」

2010年11月、奈良に行ってきました。
いつもならひとり旅。が、今回は、姪とのふたり旅です。

ひとりで奈良旅行をする計画を立てたのですが、それを聞きつけた北海道在住の姪が「一緒に行きたい!」と宣言し、一緒に行くことになったのです。
私は、独身で中年のおっさん。姪は、23歳独身女子。こんな組み合わせで旅行するのは初めてなので、心地よい緊張感がありました。

まずは、姪が北海道から東京に出てきて、会社帰りの私と合流。一旦横浜の我が家に戻って準備をし、出発です。

奈良に行く交通手段は、高速バス。
なぜl高速バスなのかというと、3つの理由があります。
1.安いから。
2.奈良に早朝に着くので、効率的に観光できるから。
3.乗り換えなしに奈良まで行けるから。

せっかく女の子と旅行するんだから、もうちょっと交通手段を考えれば良かったと反省しております。新幹線のグリーン車とか‥‥。

11011401

11011402

高速バスで新宿から奈良に着くまで、なかなか眠れませんでしたが、いつの間にかけっこう眠っていたようです。そして、慣れない姿勢で眠っていたため、奈良に着いたときには、体中筋肉痛でひどいことになっていました。

バスから降りてすぐ朝食。
早朝のため、おしゃれな喫茶店やレストランも開いていません。
なので、若い女の子と一緒なのに、朝食はいきなり牛丼。これまた、反省しております‥‥。

朝食後は、その日宿泊するホテルに向かいました。高速バスを降りたところからホテルまでは、歩いて1〜2分。ホテルに荷物を置いて、早速第一の目的地、法隆寺に向かいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.13

帰省・その7 「北斗星!」

北斗星で特徴的なのは、牽引機関車ですね。
札幌-函館間は、DD51。
函館-青森間は、ED79。
青森-上野間は、EF510。
客車を引っぱる機関車が、3種類もあるのです。そして、函館と青森で、機関車が交代するのです。

北海道は、電化されていない路線があるので、ディーゼル機関車のDD51。
しかも、重連。坂道等で速度が落ちて他のダイヤに影響を与えないように、機関車2台でパワーを稼いで客車を引っぱっているんですね。私は北海道出身ということもあり、北斗星の牽引機関車の中ではこのDD51が一番好きです。なんか男らしい感じがしませんか。

11011301

11011302

私は函館から乗ったのですが、函館ではDD51が切り離されて、ED79が接続されます。
ED79は、青函トンネル用の交流の機関車ですね。
なんで本州用の直流交流両用型の機関車を使わないんだろ。青函トンネルは連続勾配が12%の急坂があるので、専用車が必要なんでしょうか? 実は私、鉄道はあまり詳しくないんですよ‥‥。

11011303

11011304

本州の機関車は、EF510。
EF510は、交流直流両用の機関車です。
黒磯から南が直流、黒磯から北が交流ということで、交流直流両用の機関車が必要なわけです。
日本には、交流、直流、非電化、広軌、狭軌といろいろな路線が入り混じって、メチャクチャ管理がたいへんですね。もっと計画的に路線整備できなかったんでしょうか‥‥。

11011305

11011306

ということで、楽しかった帰省も終了し、無事上野に到着しました。
また、寝台列車の旅がしたいです‥‥。

11011307


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.12

再びダイエット

以前成人スティル病で闘病中、薬の副作用で10kg以上太りました。
その後、薬をやめたのと炭水化物ダイエットがうまくいったのとで、概ね以前の体重に戻りました。
それからしばらくは、それ以上太らない程度に、ご飯の量を少なめにするようにしていました。

ところが。
昨年の後半あたりからなんとなく体重が増え始め、実家へ帰省して正月料理を食べまくったのがトドメとなり、ベスト体重より2kgも太ってしまいました。
2kgというとたいしたことないように思えますが、平均より体重の少ない私にとっては、無視できない量なのです。

私の場合、0.5kg体重が増えると、何らかの自覚症状が現れるのです。動きのキレが悪くなったり、お腹まわりが緩んだり。

さあ、またがんばってダイエットしないと‥‥。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.11

飛鳥 II

昨日、プロレスを見に横浜赤レンガ倉庫に行ったことを書きました。
ついでに海まで歩いたのですが、非常にインパクトのあるモノを見つけました。

あの豪華客船、飛鳥 II です。

私は男の子なので、当然乗り物好きです。
最近は、寝台列車「北斗星」や津軽海峡を渡るフェリーに乗って楽しんでいるわけです。なので、飛鳥 II を見つけて、大喜びしてしまいました。

とにかく大きい!
私の乗ったことがある船の中で、大きな船として印象に残っているのは、今はもう廃止されている青函連絡船。それと比べても、信じられないくらい大きいのです。

青函連絡船、例えば羊蹄丸は、総トン数8,311t、全長132m。
一方、飛鳥 II は、総トン数50,142t、全長241m。
総トン数で約6倍、全長で約2倍というとんでもない大きさです。

なのに、乗客の定員はというと。
羊蹄丸は、1,200〜1,300人。
飛鳥 II は、720〜800人。
なんと、総トン数は6倍もあるのに、定員は約半分なのです。

なんと贅沢な作りなんでしょう。
一生に一度は乗ってみたいですねえ‥‥。

11011101

11011102

11011103

11011104

11011101_2


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.10

プロレスリング・ノアと横浜赤レンガ倉庫

本日2011年1月10日、今年初のプロレス観戦をしてまいりました。
当然プロレスリング・ノアの大会です。
全試合、選手ひとりひとりの意気込みが感じられる良い大会でした。

さて、今回のプロレスリング・ノアの大会で特徴的だったのは、会場が横浜赤レンガ倉庫だったこと。私は横浜に住んでいながら、赤レンガ倉庫の中にプロレスができるようなイベントホールがあることを知りませんでした。

それほど広くはないし、天井も低いし、あまり見やすくないし、形としてはイマイチな感じの会場でした。
が、会場は超満員。
リングに近いので臨場感があり、狭いことで逆にファンの一体感があって、たいへん盛り上がりました。

試合開始が16時。試合の終わりが18時30分。
試合の前後に、赤レンガ倉庫のまわりを一周しました。昼間のライトアップされた赤レンガ倉庫、夜のライトアップされた赤レンガ倉庫、両方ともいい感じでした。
おしゃれな感じで、カップルも多かった感じです。

それにしても、こんなところでプロレスをやるとは‥‥。

11011001

11011002

11011003

11011004

11011005


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.09

帰省・その6 「北斗星から見た景色」

寝台列車「北斗星」は、当たり前ではありますが、ほとんどの時間は夜走ることになります。
なので、窓の外は夜景、というかほぼ真っ暗です。まともな写真はほとんど撮れません。
しかも、私の席は進行方向に背中を向けて座ることになるので、早めに被写体を見つけてカメラを構えることもできません。窓の外に写真に撮りたいものが見えたらすかさずカメラを構え、遠くに去って行く被写体をかろうじてカメラに捉えることになります。

それでも、何枚か写真を撮りました。
最近のデジカメは凄いです。銀塩カメラでは絶対に撮れなかったような真っ暗な状態でも、写真が撮れてしまいます。もちろん私の腕ではブレブレなのですが、逆にこのブレをうまく使えば雰囲気のある写真を撮れるかもしれません。

11010901

11010902

そんな中で、比較的良い条件で外の風景を撮影できるところがあります。
それは、最後尾の車両。最後尾の車両の一番後ろまで自由に行けるのですが、そこでは走り去る線路が比較的ブレなくきれいに撮れるのです。
ただ、窓には金網が入っており、また窓は曇っていて、写真を撮る条件としてはあまりよくありません。これがなければ、もうちょっと良い写真が撮れたんですがね‥‥。

11010900

11010903

11010904

翌朝。
私は早起きが苦手なのですが、薄暗いうちから起きてずーっと外を眺めていました。
やっぱり寝台列車は良いです。

11010905

11010906


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.08

帰省・その5 「北斗星の中で」

帰省先の函館から戻ってくる交通手段は、寝台列車「北斗星」を利用しました。

寝台列車というのは、独特の雰囲気がありますね。
速いだけなら、飛行機のほうが圧倒的に速い。
新幹線のほうが、安くて速い。
徹底的に安く済まそうとしたら、高速バス。
けど、寝台列車がいちばん好きです。

私が利用したのは、B寝台のソロ。一番安い個室です。ひとりで寝台列車を楽しむのは、これくらいで充分です。

ソロには1階と2階がありますが、私は1階でした。やはり景色を重視するなら2階のほうがいいのでしょうが、1階でも文句ナシ。
ただ、上野に向かう上りの5号車の1階は、進行方向に背中を向けて座る形になります。なので、迫り来る景色を見ることができず、走り去る景色を見ることになります。これは、ちょっと残念。やはり進行方向に目を向けて景色を楽しみたいですね。

11010801

食堂車は利用しませんでした。
ディナーは高価だし、何より函館発が21時48分なので、食事を済ませているのです‥‥。

11010802

ラウンジは、雰囲気だけ楽しみなました。
自分の部屋が個室なので、特にラウンジのメリットを感じませんでした。

11010803

残念だったのが、北斗星乗車記念品をゲットできなかったこと。
札幌から函館までのどこかで記念品の発売があったようです。
やはり、始発から乗るのが良いようです‥‥。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.07

帰省・その4 「雪かき」

実家の函館に帰省中のお話。

姪が、仕事の関係で、実家からかなり離れたところにしばらく住むことになりました。引っ越しは概ね済んでいたのですが、せっかくだからと実家にいたみんなで姪の家を見に行くことになりました。

まあ田舎だとは聞いていたのですが、着いてみるとやはり田舎でした。家はけっこうあるのですが、姪の家の裏側は、吹きさらしの雪原でした。

11010702

ここで、力仕事。
雪かきです。

妹の家は、公道からちょっと奥に入ったところにあります。公道から玄関まで雪かきしなければならないのです。おまけに、駐車場(もちろんただの空き地ですが)も雪かきしなければ、車が停まれない状態なのです。

私が公道から玄関まで、甥が駐車場の雪かきを担当しました。

疲れました。
年末の餅つきに引き続き、新年の雪かき。
ほんと疲れました。

が、餅つきも雪かきも、家族そろって行事。
楽しく、心地よい疲れでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.06

帰省・その3 「餅つき」

お正月の帰省の最大のイベント、餅つき。
もちろん今年もやりました。

我が実家の餅つきは、臼と杵を使い、餅米を炊くのも薪ストーブを使うという超本格派です。お店で売っているよりもはるかにおいしいお餅ができるのですが、準備がたいへんで体力も使います。

11010601

11010602

いつもなら、若くて体力のある甥が餅つきで大活躍します。
が、今回の大誤算は、その甥が体調を崩して寝込んでしまったことです。いつもなら交代で餅をつくのですが、今回は休みなくほとんどの餅を私がつくことになりました。
疲れました‥‥。

しかも、疲れる理由がもうひとつあるのです。

餅つきは、餅をつく人とあいどり(餅をこねたりひっくり返したりする人)のペアで行ないます。餅のおいしさは、基本的にはあいどりの腕で決まります。うまいあいどりは、水をほとんど使わないので、非常に粘りのある餅ができるのです。

そのあいどりをするのは、妹とその娘(姪)。
このふたり、非常にあいどりがうまいのです。なので、非常に粘りのある良い餅ができます。
で、困るのが、餅をつく私。餅が粘るので、杵に餅が粘り着き、餅をつくのに異常に体力を使うのです。

中年のおっさんである私にとっては、3ヶ月分くらいの運動を1日ですることになりました‥‥。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.05

帰省・その2 「フェリー」

横浜から函館への帰省。
高速バスで青森まで行った後は、フェリーで津軽海峡横断です。
若かった頃、何度か車で帰省して、そのときは必ずフェリーを利用していました。が、車なしでフェリーに乗るのは今回が初めてです。

車なしでフェリーに乗るときも、乗船口は車と同じ。車が通るところを歩いてフェリーに乗り込みます。

11010401

そして、駐車スペースを歩いて移動。
なんか懐かしい風景でした。

11010402

フェリーに乗っ後、船内を一周しました。
昔フェリーに乗ったときより、ずいぶんと印象が違っていました。
フェリーというと、車を乗せるところ意外には、2等船室くらいしか記憶にありませんでした。その2等船室も、ゴロ寝をするようなカーペット敷きのフロアで、間仕切りもないところでした。もちろん今もそういった2等船室がメインなのですが、その他の施設も目につきました。

居酒屋の個室のようなコーナーもあり、自由に座れるようになっていました。

11010405

個室以外にも、自由に座れるこぎれいな椅子席がたくさんありました。
が、椅子はあまり座り心地がよくなさそうでした。
私は、数少ないソファ席をゲットできたので良かったのですが‥‥。

11010404

けっこうきれいな売店もありました。

11010406

なんと、ちょっとしたゲームコーナーもありました。

11010403

船内を一周した後は、ソファ席に着席。本でも読んでいようと思ったのですが、気がついたら3時間以上意識を失ってました。やはり、高速バスでの疲れがだいぶ残っていたようです。
目が覚めて外を見ると、雲に隠れた函館山が見えました。
やっと帰ってきたんだなあと感じる瞬間でした。

11010407

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.04

帰省・その1 「高速バス」

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
ということで、新年最初の話題ですが、まずは帰省したときのことを書きます。

私は横浜在住ですが、実家は北海道の函館です。
帰省の交通手段は、いつもなら迷わず飛行機なのですが、諸般の事情により、行きは高速バスとフェリーの乗り継ぎ、帰りは寝台列車「北斗星」を利用することにしました。

で、高速バス。
22時15分に新宿発、翌朝9時に青森フェリー港に到着の高速バスです。
いいトシして高速バスというのは体力的に相当きついのですが、なにしろ安いのです。飛行機だと3万円を大きく超えるのに、高速バスとフェリーの料金の合計が11,400円。1/3くらいの値段なんです。

さすがに疲れました。が、疲れを最小限に抑えるコツをつかみました。
新宿から青森までの間に3〜4回ほどトイレタイムがあるのですが、眠くてもそのときに必ず起きて、外に出てウロウロすると良いのです。がんばってずーっと寝ているより、2〜3時間毎に動いて身体をほぐすほうが疲れが少ないようなのです。

もちろん飛行機のほうが楽なのですが、半日ガマンすれば2万円が浮くと思えば、文句はないですよね‥‥。

110104


| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »