奈良旅行1日目の行程が終了。
この日宿泊したホテルは、JR奈良駅から歩いてのすぐ隣りにあるビジネスホテルでした。

部屋は広くはないのですが、こぎれいなまずまずの部屋でした。

このホテル、奈良駅のすぐ近くということもあり、ホームや電車がよく見えるという売りでした。が、ホームはよく見えたんですが、電車はイマイチよく見えませんでした。ホームに停まっている電車って、外からは意外とよく見えないんですよね。

さて、このホテルに泊まった最初の一夜、ひどい目にあいました。
この日は、たいへんに寒かったのです。
日中も寒かったのですが、夜はまたとんでもなく寒かったのです。
夕食の時、食事のできるところを探したのですが、けっこう手間取って、寒い中ひたすら歩きまわることになってしまいました。
結局、雰囲気の良いちょっと高級な和風レストランを見つけました。ふたりなのに個室に案内され、食事も豪華でおいしかったです。

が、この和風レストランも暖房がイマイチで、寒い思いをしました。
で、夕食も終わりホテルに到着したのが、19時頃。
前夜の深夜バスでの移動の疲れもあり、20時頃にはベッドに入りました。。
ここからが、悪夢の始まりでした。
まず、ベッドに入ってから1時間くらいして、目が覚めました。足と首とこめかみを始めとして、体中激しい筋肉痛だったのです。
よっぽど疲れているんだなあと思い、がんばってもう一度眠ったのですが‥‥。
さらに1時間ほどして、またしても体中痛くて不快な気分で目が覚めました。さすがに、これはおかしいぞ、と思いました。
で、よくよく考えてみたら、こういった経験を以前に何度もしていることに気づきました。私は以前成人スティル病という病気にかかって毎晩のように高熱に悩まされたのですが、そのときの症状にそっくりだったのです。
たぶん、この日は、38〜39度の熱が出ていたんだと思います。
濡れタオルを額にのせ、横になってウトウトし、1時間くらいで目が覚めて水分補給してタオルを換えて横になり‥‥ということを一晩中繰り返しました。
とにかく苦しくって、眠りながらも自分がうめき声を上げているのがわかるくらいでした。
次の日観光を続けるのは厳しい状態でしたが、今回の旅行は、姪とのふたり旅。旅行計画は全て私がたてているので、私がダウンすると姪に迷惑をかけてしまいます。何より、私がダウンすると、姪に心配をかけてしまいます。
夜中に発熱で朦朧としている中、「なんとしても朝までには良くなるぞ!」ということだけを考えていました。
そしたら。
奇跡的に、朝には熱も下がったようで、なんとか行動できるようになりました。精神力で病気を克服することができるんだ、と思いました。
さすがにこの日以降は、疲れがたまらないようにタクシーを使い、寒さに負けないように厚着をして行動したのでした‥‥。
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