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2011.02.28

伯父と姪の奈良旅行記25「東大寺・二月堂と三月堂と四月堂」

二月堂は、お水取りで有名ですね。
ここは、外から(階段の下から)眺めたほうが、かっこいいです。

姪は、今回の旅行の初めから御朱印(御朱印帳に、お寺に縁のある言葉を書いてもらい、赤いハンコを押してもらうスタンプラリーみたいなもの)にはまっています。ここでも当然のように御朱印を頂いていました。

姪の御朱印のもらい方にも、磨きがかかってきました。
二人の担当の方が並んで御朱印を書いていたのですが、姪は遠くからなにげにその様子を眺め、どちらが好みの字体か確かめてから、好みの人のほうに並んで御朱印をいただいていたのです。
よく見てみたら、ひとりは「観音力」と書き、ひとりは「南無観」と書いていました。
こういったものは、書く方もこだわりがあり、書いてもらうほうにもこだわりがあって、おもしろいですね。

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次は、三月堂(法華堂)。
ここは、数多くの仏像が安置されているはずだったのですが、建物の改装のため、ほんの一部しか見ることができませんでした。
残念。

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四月道(三昧堂)。
今まで何回か東大寺には来ています。が、四月堂は、建物も小さく地味で、安置されている仏像もあまりネームバリューがないこともあり、今までスルーしてきました。なので、今回が初めての拝観となります。

で、中に入ってびっくりしました。
重文、木造千手観音立像。
すばらしいです。
他の千手観音とは印象が全く違います。

他の千手観音は、メインの何対かの手はリアルなものですが、その他の手は簡易的なものが背中からはえていることが多いです。
が、四月堂の千手観音は、すべての手がリアル。もちろん、千本の手があるわけではなく、数は少ないのですが、すべての手が本物の質感を持っているのです。

そのリアルさ、その色気、ゾクッとするものがありました。

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2011.02.27

ワイパー

愛車 Renault 21 号、雨が降ったときにワイパーの拭き取りが悪くなってきました。
そういえばずいぶん長いことワイパーを交換していません。ふき取りが悪いどころか、よく見たらワイパーのフレームがサビサビになっているような状態でした。

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これはいかん!ということで、ワイパーを交換することにしました。で、せっかくだから最近はやりのワイパーにすることにしました。

今までのワイパーは、一般的なフレーム構造で、いくつかのパーツがリンクして、ワイパーブレードに圧力を均一にかけるタイプでした。

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今回選択したのは、一体型のすっきりしたタイプ。メーカーはチャンピオンで、通販で購入しました。

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装着してみると、期待通り非常にすっきりした感じになりました。

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早速、動かしてみたのですが・・・・。
いけません。全くいけません。水滴をほとんど拭き取れないのです。ただ拭きとれないというだけではなく、ビビりまくっているので、フロントガラスにビビリ模様がついてしまって、余計に前が見にくい状態になってしまうのです。

ガラスの状態が悪いのかと思い、油膜をきれいにとって、さらに撥水剤を均一に塗布したのですが、全く改善されません。

明らかにおかしいです。こういうタイプのワイパーは、フロントガラスと相性があるのでしょうか? それとも、チャンピオン製のワイパーは設計が悪いのでしょうか?

困ってしまい、また元のワイパーに戻そうかなとか思いながらナニゲにワイパーアームの根元を見てみたら、ワイパーアームを止めているボルトが真っ茶色に錆びていました。
カッコ悪いのでこれも取り替えなきゃダメだなと思い、そのボルトをさわってみたのですが、なんと、ボルトが緩んでいて、ワイパーアームがグラグラになっていたのです。ちょっと緩いかなというレベルではなく、よく止まっていたなと思うくらいグラグラでした。気づかずにいたら、走行中にボルトが外れてワイパーが吹っ飛んでいってもおかしくないような緩みかたでした。

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これはいかんと思い、ボルトをきちんと締めてみたら・・・・。

水滴をきれいに拭き取れるようになりました。
長いこと緩んでいたはずで、今までもビビっておかしくなかったのですが、ワイパーを変えることでガラスとの摩擦の状態が変わり、急にビビり始めたようです。

ワイパーメーカーのチャンピオンさん、疑ってごめんなさい。
御社のワイパーの性能は、完璧です。

最近、あまり車に乗らなくなってきて、しかも車の調子が(エアコン以外は)悪くないものだから、ついつい細かいチェックが疎かになっていました。

愛車 Renault 21 号は、今年の5月で20歳。成人式です。
が、まだまだ手放すつもりはありません。今後は、細かいところにも気をつけて、車を良い状態に保っていく予定です。

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2011.02.26

伯父と姪の奈良旅行記24「東大寺・鐘楼と裏道」

東大寺の鐘楼は、国宝に指定されていますね。
重さ26.3tと、たいへん大きいです。
鐘楼が大きいということは、それを収める建物も大きいということです。鐘楼を収めるための建物の中に、ちょっとした売店がありました。

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東大寺は敷地が広大で、有名な建築物以外にも、いいところはたくさんあります。そのひとつが、大仏殿の裏側から二月堂へ抜ける道です。人通りも少なく、なんとなくお散歩するのに絶好です。デートにはちょうど良いかもしれません。
私の場合、今回は姪と一緒だったので、デートと言えないこともないのですが・・・・。

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2011.02.25

異常なし!

先日行なった脳ドックの結果が郵送されてまいりました。
異常なし!
ひと安心です。

「MRI(核磁気共鳴画像法)とMRA(磁気共鳴血管画像法)の結果、脳梗塞・脳腫瘍・脳出血・脳動脈瘤・脳動脈硬化などの異常所見はなし!」とのことでした。

検診報告書の他に、実際のMRI画像も送られてきたのですが、ものすごい技術ですね。レントゲンと違って、筋肉や軟骨や眼球まではっきり写ってしまいます。なので、B級ホラー映画のように、頭蓋骨と皮膚だけ剥ぎ取ったような不気味な写真が送られてきたわけです。これなら、異常も発見しやすいですよね。

そのような自分のMRI画像と同時に、「異常があったらこんな感じに写りますよ。」という感じの実際の症例が添付されていて、自分のMRI画像と比べて自分でそれなりに判断できるようになっており、親切な感じがしました。
私の脳の場合、素人目にもきれいな状態で、「大丈夫じゃん!」といった納得感がありました。

脳の検査は、仮に異常が発見されても手術が難しく放置するしかないこともよくあるそうです。そうなったら、毎日心配で精神的に辛い状態になるので、脳の検査は受けないほうがいいという人もいるようです。

が、私の場合、どんな場合でも自分の体の状態は知っておきたいです。
そういったことも踏まえて、今回の脳ドック、受けてよかったです。
これからも定期的に受けてみようと思いました。

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2011.02.24

伯父と姪の奈良旅行記23「東大寺・大仏殿」

東大寺の大仏殿(金堂)には、奈良の大仏として有名な銅造盧舎那仏坐像が安置されています。

が、大仏殿の建物そのものも、見どころたっぷりです。大仏さまを納めているわけですから、とにかくでかいです。世界最大の木造建築物と言われています。
現在の大仏殿は、江戸時代に再建されたものなのですが、創建当時の建物の3分の2の幅しかないそうです。現在の建物の幅は、57m。創建当時は、86m。創建当時は、とんでもないデカさだったわけです。
う〜ん、創建当時の大仏殿を見てみたかったですねえ・・・・。

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大仏殿の中には、大仏さまの他にも、脇侍の木造如意輪観音坐像や虚空蔵菩薩坐像、四天王の広目天像と多聞天像等の仏像等がありますが、やはり大仏さま(銅造盧舎那仏坐像)の存在感は圧倒的です。

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四天王像も相当に大きいのですが、大仏さまと比べると、非常に小さく感じます。
ちなみに、大仏殿の四天王像は、四天王なのに2躯(広目天像と多聞天像)しかありません。以前私は、残りの2躯(持国天像と増長天像)は、どこかの博物館に貸し出されているのかと思っていました。ところが、残りの2躯は実は完成しておらず、頭部だけが大仏殿に展示されていました。
やはり四天王は、4人揃えてほしかったですね・・・・。

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あと、大仏さまの右奥にある柱には、子供や小柄な人がぎりぎり通れるくらいの穴があいています。この穴には、ほんとは宗教上の理由があるらしいのですが、現在ではこの穴をくぐると無病息災になると言われています。
私もこの穴をくぐってみたかったのですが、大勢の観光客の目前でくぐる勇気がありませんでした。途中で動けなくなったらカッコ悪いし。

だがしかし!
同行の姪が、果敢に挑戦!
大勢の観光客の前で、見事に穴をくぐって見せました!
さすが、今時の23歳独身女子!
くぐりぬけたときには、周りの観光客から拍手を受けていました・・・・。

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2011.02.23

最近不調

体調がわるいわけではないのですが、最近不調です。
何が不調かというと、眠いのです。
比較的早めに寝ても、家に帰るとすぐ眠くなってしまいます。
疲れが取れなくなってきたということなのかな?
う〜ん、おかしいなあ・・・・。

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2011.02.22

今年のF1の勢力図

恐れていたとおり、2011年F開幕戦のバーレーングランプリが中止となってしまいました。まあ、あの状況ではやむを得ないですね。

さて、開幕戦を前にして、合同テストが何回か行われています。この時期のテストのタイムはあまり参考にならないのですが、なんとなく各チームの状態が見えてきました。

レッドブル。
ぶっちぎりで速いかも。

フェラーリ。
順調そう。当然優勝争いに絡んでくるはず。

マクラーレン。
トラブル続きでまともに走れていない模様。前半戦は苦戦するかも。

メルセデス、ルノー、ウイリアムズ、フォースインディア。
昨年並み?

ザウバー。
去年よりいいかも!

トロロッソ。
去年よりぜんぜんいいかも! 怖い存在!!

ロータス。
今年は大化け確実! ヘタをすると中団を走ることになるかも!

ヴァージン、ヒスパニア。
残念ながら、昨年並み・・・・。

とっても楽しみです。
早く開幕しないかなあ・・・・。

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2011.02.20

伯父と姪の奈良旅行記22「東大寺・正倉院」

普通の人は、東大寺を拝観するときは、大仏殿から二月堂のほうへまわる人が多いのでしょうが、我々は、あえて戒壇院から正倉院へとまわりました。

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で、この正倉院ですが、校倉造りという工法で作られていることは、必ず学校で習っているはずです。が、その他のことというと、なんかの倉庫だろうということ以外は、あまり知られていないのではないでしょうか?
まあ、倉庫の中にあったものは、現在は他の場所で保管されているようですが。

現在、正倉院には近寄ることができず、遠くから眺めるだけです。なぜかというと、たぶん宮内庁が管轄しているからです。宮内庁が管轄すると、いろいろな意味で風通しが悪くなってしまいますね。まあ、きちんと管理するという意味では、それでいいのでしょうが。

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ちなみに後から調べてわかったのですが、宮内庁で管轄しているものは、基本的に国宝とか重要文化財に指定されないのだそうです。宮内庁がきちんと管理しているので、わざわざ国宝や重要文化財に指定して保護ずる必要がないからなのだそうです。

が、正倉院は、国宝ですよね。
なぜ正倉院だけ国宝なのかというと、どうも世界遺産に指定されるときにいろいろあったらしいのです。世界遺産に指定されるためには、いろいろと決まりがあって、どうも正倉院を国宝にしておいたほうがよかったらしいのです。

ということで、正倉院は、遠くから眺めただけでした。
できればまわりを一周して、もうちょっと近くで見たかったです。

で、正倉院は大仏殿の裏側にあるのですが、この近くは紅葉がなかなか美しかったです。人通りも少なく、良い雰囲気を味わえました。

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2011.02.19

伯父と姪の奈良旅行記21「東大寺・戒壇院」

奈良旅行3日目。
この日のメインは、東大寺です。

最初に向かったのは、戒壇院でした。
今まで東大寺には何回か訪れているのですが、戒壇院を訪れたのは、今回が初めてでした。いつもは、大仏殿とか二月堂とか、比較的派手な見どころを回るのが中心でした。
今回、比較的地味で観光コースからちょっと外れている戒壇院を訪れました。その理由は、私は最近、仏像に興味が出てきて、戒壇院にある塑像四天王立像をぜひとも見たくなったのです。

戒壇院の建物そのものは、江戸時代の再建で、こじんまりした地味な建物です。中に入っても、がらんとした堂内には、中央に宝塔があり、それを囲んで4躯の四天王像があるだけです。非常にそっけないというか淡白というか、パッと見には、「え?これだけ?」といった感じです。

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だがしかし、その塑像四天王立像が、凄まじいのです。
顔の表情も、体の動きも、バランスも、何をとっても素晴らしいです。今まで見た仏像の中でも、最大級のインパクトを受けました。

なのに、この戒壇院の塑像四天王立像、なぜか拝観に訪れる人がほとんどいません。この日も、朝早かったこともあり、拝観していたのは私と姪だけでした。みんな大仏殿を見て、二月堂の方へまわって拝観を終了するようです。戒壇院は逆方向でちょっと離れたところにあるので、あまり人が来ないのかもしれません。

これから東大寺に来る皆さん!
ぜひとも戒壇院の塑像四天王立像を拝観することをお勧めします!
絶対に感動すると思いますよ!

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2011.02.18

F1開幕戦中止?

F1の開幕が近づいてきました。
ほとんどのチームの新車がシェイクダウンされ、着々と調整が進んでします。

さて、今年(2011年)の開幕戦の決勝は、3月13日。困ったことに、中止の可能性が出てきました。なぜなら、開幕戦の開催国は、バーレーン。ニュースで騒がれているように、政情不安でデモ隊と政府側の衝突が激化しているからです。

う〜ん、困ったなあ。
沈静化する気配はなさそうだしなあ。
多分中止になっちゃうんだろうなあ・・・・。

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2011.02.17

伯父と姪の奈良旅行記20「JR奈良駅旧駅舎」

奈良旅行3日目。
この日の朝は、2連泊したホテルをチェックアウト。そのまま次のホテルに行って荷物を置かせてもらい、観光を始めました。

さて、2連泊したホテルのすぐ近くに、JR奈良駅の旧駅舎があります。
1934年に建てられた駅舎なのですが、洋風の建築なのに、屋根はお寺のような瓦屋根です。奈良時代の建物も良いですが、明治から昭和初期の建物も見所がいっぱいです。

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あとで調べたのですが、この駅舎、元の位置から移動しています。新駅舎を建てるときに、旧駅舎を壊さずに、そのまま曳家工法によって、13°回転した上で18m移動させたのです。曳家というのは、建物の下にコロをいれて、コロをタイヤにして、建物をそのまま押したり引っ張ったりして移動させる工法です。なかなかインパクトのあるダイレクトなやり方ですよね。

そういえば、私がまだ幼少だった頃、実家のすぐ前にあった高校の体育館が、曳家工法によって移動したのを見たことがあります。あの大きな体育館が、元の位置からバス道路を横切って100mくらい移動しました。ものすごいインパクトがありました。
あのような大きなものを壊さずに移動させるためには、相当な計算と努力が必要なんでしょうね・・・・。

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2011.02.16

伯父と姪の奈良旅行記19「2日目の夜」

2日目の最後の観光地の春日大社からホテルへは、バスを利用しました。
ホテルに着いたのは、17時ころ。まだ夕食には早いので、ホテルで少し休んでから18時に夕食を食べに行こうと姪と打ち合わせ、一旦それぞれの部屋に戻りました。が、その1時間で私は熟睡。18時に姪にたたき起こされ、夕食をとりにでかけました。

この日の夕食は、意外とあっさりと決定しました。
餃子の王将。
決定したのは、23歳位独身女子の姪でした。どうも実家のある北海道には餃子の王将はあまりないらしく、一度入ってみたかったとのことです。安くすんで、ラッキーでした。

夕食終了後、ホテルへ戻ったのですが、なかなか気の利いたサービスがありました。フロントで、旅で疲れた人のために、無料でサロンパス的な湿布を配っていたのです。
ただし、女性限定で。
姪は、2枚もらうことに成功。
当然ながら、1枚譲ってもらいました・・・・。

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2011.02.14

伯父と姪の奈良旅行記18「春日大社」

新薬師寺から、春日大社に向かいました。
30分くらい歩きました。春日大社の敷地内に入ってからもけっこう歩きました。いつになったら着くんだよ、というくらい歩きました。

それだけ歩いて春日大社まで行ったのですが、印象に残ったものはというと。

途中の道端で見た紅葉が美しかったです。

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途中で見かけたマンホールのフタが、奈良らしく鹿がデザインされていました。

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印象に残ったのは、それだけでした。
必死に歩いて行ったのですが、疲労が溜まって集中力を欠いていたこともあり、春日大社には全くインパクトを感じませんでした。世界遺産だというのに。

しかも。
同行の姪に、「京都や奈良の観光地にあるお寺に入るのには拝観料が必要ですが、ふつう神社に入るのには拝観料はいりません。」とウンチクを語っていたのですが、なんと春日大社に入るのには拝観料が必要でした。拝観料が必要な神社は、私が知る限りではここだけです。
イマイチ見所はないし、疲れていたし、拝観料を取られるのが癪だし、春日大社の中には入らないで帰途についたのでした・・・・。

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伯父と姪の奈良旅行記17「新薬師寺」

白毫寺から新薬師寺へ、歩いて行きました。
このへんは奈良の郊外で、静かな田園風景が続きます。人通りもほとんどなく、お散歩にはちょうどよいです。

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で、新薬師寺に到着。
最近の発掘調査では、新薬師寺はとてつもなく規模が大きかったことがわかってきましたが、現存しているのはそのほんの一部で、たいへんこじんまりしたお寺に見えます。

見栄えのする建物も残っていません。
ちょっとトイレに行きたくなったのでトイレっぽい建物の方に向かったのですが、そこは重要文化財の鐘楼でした・・・・。

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本堂は、国宝に指定されています。が、これまた見栄えがしません。ほんとにこれが国宝?と疑問に思うほどです。

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だがしかし、この本堂には、とんでもなく素晴らしい仏像があります。
木造薬師如来坐像と塑造十二神将立像。
十二神将立像は、私が最も好きな仏像のひとつです。

最近では、JR東海のCMで、十二神将立像がとてもかっこよく紹介されていますよね。
12躯のうち11躯までが国宝に指定されていますが、残念ながら1躯だけは国宝に指定されていません。なぜなら、その1躯は江戸時代の地震で壊れてしまって、昭和6年に作り直したからです。
作り直したからといっても、全く違和感はありません。これなら、全部まとめて国宝とみなしても問題はないでしょう。

十二神将立像は、ほとんど色が褪せていて、土台となっている土の色しか目に入ってきません。が、中途半端に色が褪せているのではなく、ほぼ完全に色が褪せているので、逆にインパクトがあります。
作られた当時どのような色だったのかを再現したCGも有名ですが、全く印象が異なります。作られた当時の十二神将立像も、見てみたいものです。

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ちなみに、新薬師寺の敷地は狭いのですが、意外と紅葉が美しいです。京都と比べたら奈良は紅葉の名所が少ないようで、今回もあまり期待していなかったのですが、美しい紅葉が見られてラッキーでした。

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2011.02.12

脳ドック

本日、脳の検査を受けてまいりました。
特別に自覚症状があるわけではないのですが、トシもトシだし、会社からの補助もあるので、受けてみることにしました。

事前に予約して、東京のほぼど真ん中にある病院に行きました。病院といっても、人間ドックのような検査を中心としたところのようです。

脳の検査のやり方は、MRI(核磁気共鳴画像法)でした。時系列的に三次元画像をとれるので、情報量が多く、精度も高いようです。

MRIは、専用のベッドに横になって狭い洞窟のようなところに入り、20分ほど検査が続きます。検査中は、終始大きな音が鳴り響きます。ひと昔前の2サイクルの原チャリのような、バババババッというかなり大きな音です。
音の大きさはガマンできるのですが、20分動かないでじっとしているのが意外と大変でした。

ちなみに、担当のお医者さんが、検査が始まる前に、いろいろな注意事項を説明してくれました。
その中で、「検査中に体調が悪くなったら、大きな声で助けを読んでください。」ということを言われました。

意外と原始的。
あのうるさい検査音の中では、相当大きな声で助けを呼ばないとダメでしょう。そもそも、体調が悪くなったら、大きな声など出せないでしょう。
もうちょっと、なんとかなりませんかね。

あと、この病院、東京のど真ん中という立地条件もあり、比較的高いビルの中にありました。それはそれでいいのですが、フロアの移動が大変でした。

入り口は、もちろん1階。
受付が2階。
受付が終了したら、6階に移動して、検査着に着替え。
その後、8階に移動して、問診。
そして1階に移動して、そこでMRI検査。
検査が終わったら、6階に移動して、自分の服に着替え。
最後に2階に移動して、受付で終了の手続き。
そして、1階の出口へ。
非常にフローがよろしくないですね。

移動はエレベーターなのですが、病院専用のものではなく他のフロアの人とも共用なので、検査着で他の人と一緒になることもあり、ちょっと抵抗がありました。特にエレベータの1階のところは、入り口のガラスのドアのすぐ近くで、外を通行している人から丸見え。そこを検査着で通らなければなりません。
私は男の子なのであまり気にしませんが、女の人は気になるんじゃないかな。もうちょっと配慮していただきたいものです。

所要時間は45分くらい。
検査結果は、自宅の方に郵送されるようです。
怖いような楽しみなような、複雑な気持ちです・・・・。

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2011.02.11

今年も豆まき

本日、我が家で会食がありました。
会食と言っても、本日のメインは豆まきでした。

私としては初めての海外旅行で知り合った、仲間たち。初めて会ってから18年経った今でも、年に何回かの会食をするなど、付き合いがあります。基本的にみんなの家で順番に会食をするのですが、豆まきの時は必ず我が家。困ったもんです。

いいトシをした大人の豆まき、いつも修羅場と化します。
いつもなら被害総額××円、みたいな大惨事になるのですが、今年はみなさん多少は手加減してくれて、無事被害もなく楽しい豆まきをすることができました。
まあ、知り合ってから18年、いい意味でもそうでない意味でもみんなトシをとったということですかね。

私は一人暮らしで、あまりマメに掃除をするほうではありません。自分ではあまり気にならないのですが、他の人には気になるようです。
なので、集まったメンバーは、豆まきの後始末の他にも、台所を掃除してくれたり床掃除をしてくれたり、いろいろとしてくれます。この会食のあとは、我が家は結構きれいになります。
みなさん、どうもありがとうございます。

ただ、掃除している最中に、あれが汚いとか、この状態は信じられないとか、終始大きな声でブチブチ言うのはやめていただきたいです・・・・。

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2011.02.09

伯父と姪の奈良旅行記16「白毫寺」

奈良国立博物館を見学したあとは、昼食のお時間。
以前にも書きましたが、奈良の観光スポットに来て食事をするのは、ホント大変です。お食事処がほんと少ないです。このときも、博物館の近くをウロウロ歩きまわり、やっと釜飯屋さんを見つけて釜飯をいただきました。

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普段なら釜飯だけで終わるところですが、今回は23歳独身女子の姪と一緒です。当然のようにアイスクリームもいただきました・・・・。

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昼食の後は、白毫寺へ向かいました。
白毫寺はちょっと郊外にあって、歩いて行くのは大変なので、タクシーを使いました。
タクシーを降りると、いきなり長い階段がありました。白毫寺はけっこうな高台にあるのです。

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白毫寺は、奈良のお寺の中でもあまり知られていないと思います。何回か奈良に来たことはあるのですが、白毫寺を訪れるのは今回が初めてでした。
白毫寺の境内をざっくり眺めると、やはりとても地味な印象でした。建物も歴史的に有名なものはありません。お寺そのものは、観光的にはパッとしませんでした。

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じゃあ、なんで今回わざわざこんなマイナーなお寺を訪ねたかというと、閻魔王坐像を観たかったからです。

閻魔王、いわゆる嘘をつくと舌を抜かれるという、あの閻魔様ですね。
この閻魔王、奈良や京都の他のお寺ではあまり見かけません。なぜでしょうね。

閻魔王は、仏教的な位置づけがイマイチよくわかりません。如来、菩薩、明王、天部という仏様の階層から、明らかに外れています。閻魔様、どういったいわれがあるんでしょうか・・・・。

閻魔様を拝観したあとは、境内を散策。
高台にあるこのお寺からは、奈良の市街が見渡せて気持よかったです。

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2011.02.08

送る会

以前一緒に仕事をしたことがある先輩が2月で定年退職することとなり、本日、送る会が開催されました。
私が幹事を立候補し、企画しました。
今回の招集したメンバーは、1980年〜1990年くらいに同じ職場で頑張ってきた人たちです。

正直、この先輩には厳しくされてばっかりで、あまり良い思い出がありません。しかも、私が苦手だった元上司も招集すべきメンバーに入っていました。正直、普段なら絶対にこのメンバーで飲みに行かないだろうなあといったメンバーでした。

いろいろな意味で心配な送る会だったのですが、フタを開けてみると大盛り上がりでした。思い出話に花が咲きました。時間というのは、悪い思い出は忘れさせて、良い思い出だけ残してくれるものなんだなあとちょっと感動しました。

今回のヒットは、出席者のひとりが持ってきた1984年当時の職場の座席表でした。手書きの座席表には、今回出席した6名を含め、当時の組織全員の名前と座席が載っていました。その座席表を見ると、忘れていたこともいろいろと思い出すことができました。よくこんなモノを大事にとっていたなあとびっくりしました。

というわけで、楽しい送る会だったのですが、最後に大誤算。
幹事の私が当然会費を集めて支払いをするわけですが、計算を間違えました。2,760円の赤字となってしまいました。
こんな初歩的な足し算掛け算ができないとは、情けない・・・・。

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2011.02.07

言行不一致

私はコーヒーが好きで、豆を買ってきて自分で挽いてコーヒーを入れます。
で、昨日、コーヒー豆を買いに行きました。

私がいつも買うコーヒーは、モカマタリ、マンデリン、トラジャ、ブルーマウンテンブレンドで、その時の気分で買う豆を変えています。
その日も店頭で、どの豆にしようか悩み、結局ブルーマウンテンブレンドとトラジャに決定し、店員さんを読んで注文しました。
が、なぜか、店員さんに、次のように言ってしまったのです。

「トラジャとマンデリンください。」

「ブルーマウンテンブレンドとトラジャください。」と言うつもりだったのですが、何故か「トラジャとマンデリンください。」と口走ってしまったのです。
言った瞬間、自分でも訳がわからず、修正するのも忘れて、トラジャとマンデリンを買うことになってしまいました。

ただこれだけの話なのですが、普段こんなことはあまりないので、自分でもびっくりしてしまいました・・・・。

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2011.02.06

伯父と姪の奈良旅行記15「奈良国立博物館」

奈良国立博物館に行ってきたのですが、いきなり大誤算。
新館が休館中だったのです(2010年11月末)。
理由は、陳列替のためでした。

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見学できたのは、なら仏像館だけ。全体の3分の1くらいしか見学できませんでした。それでも、なら仏像館が休館でなかったのは不幸中の幸いでした。私は絵画や書物にはあまり興味がなく、仏像に大変興味があったので。

なら仏像館は、その名のとおり、仏像だらけでした。
いろいろなお寺から仏像を集めたり借りたりして展示しているのでしょう。

実は私は、仏像や絵画や書物などは、もともとあったお寺で展示するのが一番良いと思っていました。が、なら仏像館のような充実した設備できちんとした見せ方をされると、こういった展示もありかなあと思うようになりました。
もともとのお寺に展示したほうがいい場合もありますが、そもそもお寺そのものが再建されたりして当時のものでなかったりする場合も多いので、ケースバイケースなんでしょうね。

で、なら仏像館の一番の見所は、実は建物そのものかもしれません。
明治時代の洋風建築で、重要文化財に指定されています。堂々としていて、非常に見栄えがします。
奈良の観光といっても、奈良時代のものだけではなく、いろいろな時代の素晴らしいものが見られます。
奈良は奥が深いです・・・・。

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ちなみに、同行の姪は、もっと仏像を勉強したいということで、奈良国立博物館のショップで仏像の本を買っていました。
えらい、えらい。
まあ、買った本は、専門書ではなく、仏像のイラストを中心としたとても可愛らしい感じのものではありましたが・・・・。

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2011.02.05

伯父と姪の奈良旅行記14「興福寺・その2」

興福寺は、建築物よりも仏像のほうが印象に残りました。
すばらしい仏像が目白押しですが、なかなか文章ではその良さを伝えられません。写真でもあれば素晴らしさの一部を伝えやすいのですが、もちろん写真撮影は禁止です。

最初に語らなければならないのは、やはり阿修羅像でしょう。
他のお寺にも阿修羅像はありますが、興福寺の阿修羅像は、ほんとに独特ですね。
もともと阿修羅は帝釈天に歯向かう悪役の神として語られたり、また戦闘神と位置づけられたりしています。なので、怖い顔をした力強い阿修羅像が多いです。

が、興福寺の阿修羅は、違います。
顔は少年のようで、体型も細身で、戦いの神とはどうしても結びつきません。他の阿修羅が外に対して力を誇示しているように見えるのに対し、興福寺の阿修羅は自分の内面を見つめているように見えます。
興福寺の阿修羅像の作者は、どのような意図を持っていたのでしょうか‥‥。

ちなみに、阿修羅像ばかりが大人気ですが、阿修羅はあくまで八部衆のひとり。他の八部衆の像も、とてつもなくすばらしいです。八部衆は、セットで見なければもったいないです。

阿修羅像の他にもすばらしい仏像はたくさんあります。
全てがすばらしくひとつひとつは紹介しきれませんが、なかでも印象に残ったのが、木造千手観音菩薩立像、木造金剛力士立像、木造帝釈天立像です。

特に、木造金剛力士立像は、すばらしいです。
その美しさ・迫力・リアリティ。あらゆる金剛力士像の中で、最高なのではないでしょうか?

話は変わりますが、同行の姪が、おもしろいことを始めました。
興福寺のお土産売り場で買った手のひらサイズの鹿のフィギアがたいそう気に入ったらしく、いろいろな風景をバックにしてその鹿の写真を撮り始めたのです。興福寺だけではなく、その後訪れたほとんどの場所で。
大仏をバックにした鹿とか、五重塔をバックにした鹿とか。

ナイスアイデアです。
このように、鹿を写真に入れることで、まるで鹿がそのスポットの紹介をしているような写真が出来上がるのです。
普通に写真を撮っただけでは絵はがきと同じような感じになってしまうことが多いですが、こういう写真は個性的で、思い出に残る写真になっていいですね。

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2011.02.04

脳検査

ウチの会社では、年に1回定期健康診断があります。そのときに、基本的ながん検診も行なわれます。

さらにウチの会社には、定期健康診断の他に、がん検診を推奨する制度があります。提携している民間の病院でがん検診を受けると、補助金が出るのです。その補助金のおかげで、基本的に無料でがん検診を受けられることになります。

私は、この制度を利用してがん検診を受けたことがなかったのですが、今年初めて受けることにしました。
が、実は普通のがん検診ではありません。脳の検査です。提携している病院の中には、この制度の範囲内で脳の検査(MRIとか)をしてくれるところがあったのです。

現時点で脳に不安があるわけではないのですが、今まで脳の検査などしたことがなかったので、受けてみることにしました。

私ももうだいぶいいトシになってきて、体力低下を始めとした自覚症状がいろいろと出ています。けど、自覚症状が出るということは、ある意味気をつけようがあるということです。自覚のないところこそ、きちんと検査しておくことが重要だな、と思ったのです。

こういうことを思うようになったということは、ほんとトシをとったということなんでしょうかね‥‥。

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2011.02.03

八百長

大相撲の八百長事件が、さかんに報道されています。
この件に関して、いろいろと思うことや考えさせられることがあります。

まず、今回実名で八百長を報道されている10数名は、警察が野球賭博事件で没収した携帯を分析した結果、八百長が判明したということです。消去されたメール内容も復元されているようです。なので、間違いや推測ということではなく、事実なのでしょう。

また、この十数名という人数も凄いです。
現在の大相撲の関取の人数は、十両と幕内を合わせて60〜70人くらいでしょうか? 
で、没収したいくつかの携帯から八百長がわかっただけで、10数名。全員の携帯を調べたりして調査が進めば、確実にもっと増えるでしょう。ということは、ほとんどの関取が八百長に関与している可能性があるということです。もはや、完全に組織ぐるみですね。

で、警察が調べた結果なのに、まだ逮捕者が出ていません。なんでだろ?と冷静に考えてみたのですが、ものすごく単純な理由に気づきました。
「八百長は、犯罪ではない。」ということです。

最近、大相撲では違法薬物事件や野球賭博事件や暴力事件が頻発していますが、そういったものはもちろん犯罪です。実際、逮捕者が出ていたりします。
が、八百長は犯罪ではないのです。
たしかに、明確な被害者がいません。しいていえば裏切られた相撲ファンが被害者と言えますが、そういったことでは犯罪になりません。なんか不思議な気がします。

ちなみに、競輪や競馬で八百長をやったら犯罪です。お金がからんでいるので、被害者が出てきます。
なので、競輪や競馬では、メチャクチャ八百長に対する対応が厳しく、開催期間中の携帯の利用も禁じられています。競輪や競馬は、それほどまじめに八百長に取り組んでいるわけです。

なのに、これだけ事件が続く大相撲といったら、どれだけルーズな体質なのか計り知れませんね。

それにしても、八百長は犯罪ではないのに、違法薬物事件や野球賭博事件や暴力事件よりも裏切られた感が強いのは、なぜなんでしょうかね‥‥。

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2011.02.02

会食と空振

本日、付き合いの長い友人のHくんとの会食がありました。

Hくんの家族の話や共通の趣味の話に花が咲き、たいへんに盛り上がりました。基本的にはどうでもいい話ばかり。仕事の話など、一切ナシ。ほんとリラックスのできる楽しい会食でした。

で、そのときに出た話。
最近新燃岳が噴火して、いろいろな被害が出ています。空振と呼ばれる現象で、窓ガラスが割れる被害も出ています。が、窓ガラスを割るほどの破壊力のある空振なのに、人間が吹っ飛ばされたり人間が被害を受けたりしたという話は聞きません。
空震というのは、瞬間的な低周波の振動なので、人間には検知されないという理屈らしいです。が、窓ガラスを割るほどの破壊力を持った振動に人間が気づかないなんて、なんか不思議な気がしますね。
ちなみに、Wikipediaによると、アメリカのセントヘレンズ山で起こった噴火の空震が、日本でも観測されたそうです。
空振、おそるべし。

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2011.02.01

伯父と姪の奈良旅行記13「興福寺・その1」

奈良旅行2日目。
この日の最初の訪問地は、興福寺でした。

ホテルから興福寺までは、歩いて20分ちょいかな? いつもなら間違いなく歩いていく距離です。が、この日はタクシーを使いました。前夜の発熱で体調がイマイチだったので。

興福寺の最大の見所は、やはり阿修羅像を始めとしたいろいろな仏像なのだと思います。
が、まずは建築物について書きます。

興福寺の建築物は、国宝クラスのものがいくつもあり、ひとつひとつの建物は見所たっぷりです。が、なぜか興福寺としての一体感が、イマイチ欠けているように感じます。なんとなく、広い土地にまとまりなく建物が建っているように見えるのです。
法隆寺のように、全ての建築物が絶妙に配置された総合的な美しさが感じられないのです。

その理由として、明治時代の廃仏毀釈の流れがあるようです。
廃仏毀釈によって、興福寺に関連する建物や塀が取り壊され、樹木が植えられたりして、仏教寺院的な雰囲気が取り去られたのです。興福寺の有力な建築物はなんとか残ったのですが、奈良公園の一部になんとなく建っているような感じになってしまったのです。
惜しいなあ‥‥。

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興福寺でも、やはり再建中の建物がありました。
中金堂です。
今回ここを訪れたのは2010年11月末だったのですが、ちょうど再建が始まったタイミングで、建築予定のところにカバーがかかっていました。どうも、平成30年くらいには新しい建物がお目見えするそうです。

が、元々建っていた中金堂は、何度も焼失と再建を繰り返したうえ、傷みが激しすぎて、古い建物の木材も再利用できないようです。
なので、今回の再建は、全くの新築となります。
ちょっと興ざめな感じがしますが、それでも再建後の姿を見てみたいと思いました。

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