伯父と姪の奈良旅行記25「東大寺・二月堂と三月堂と四月堂」
二月堂は、お水取りで有名ですね。
ここは、外から(階段の下から)眺めたほうが、かっこいいです。
姪は、今回の旅行の初めから御朱印(御朱印帳に、お寺に縁のある言葉を書いてもらい、赤いハンコを押してもらうスタンプラリーみたいなもの)にはまっています。ここでも当然のように御朱印を頂いていました。
姪の御朱印のもらい方にも、磨きがかかってきました。
二人の担当の方が並んで御朱印を書いていたのですが、姪は遠くからなにげにその様子を眺め、どちらが好みの字体か確かめてから、好みの人のほうに並んで御朱印をいただいていたのです。
よく見てみたら、ひとりは「観音力」と書き、ひとりは「南無観」と書いていました。
こういったものは、書く方もこだわりがあり、書いてもらうほうにもこだわりがあって、おもしろいですね。
次は、三月堂(法華堂)。
ここは、数多くの仏像が安置されているはずだったのですが、建物の改装のため、ほんの一部しか見ることができませんでした。
残念。
四月道(三昧堂)。
今まで何回か東大寺には来ています。が、四月堂は、建物も小さく地味で、安置されている仏像もあまりネームバリューがないこともあり、今までスルーしてきました。なので、今回が初めての拝観となります。
で、中に入ってびっくりしました。
重文、木造千手観音立像。
すばらしいです。
他の千手観音とは印象が全く違います。
他の千手観音は、メインの何対かの手はリアルなものですが、その他の手は簡易的なものが背中からはえていることが多いです。
が、四月堂の千手観音は、すべての手がリアル。もちろん、千本の手があるわけではなく、数は少ないのですが、すべての手が本物の質感を持っているのです。
そのリアルさ、その色気、ゾクッとするものがありました。
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