伯父と姪の奈良旅行記15「奈良国立博物館」
奈良国立博物館に行ってきたのですが、いきなり大誤算。
新館が休館中だったのです(2010年11月末)。
理由は、陳列替のためでした。
見学できたのは、なら仏像館だけ。全体の3分の1くらいしか見学できませんでした。それでも、なら仏像館が休館でなかったのは不幸中の幸いでした。私は絵画や書物にはあまり興味がなく、仏像に大変興味があったので。
なら仏像館は、その名のとおり、仏像だらけでした。
いろいろなお寺から仏像を集めたり借りたりして展示しているのでしょう。
実は私は、仏像や絵画や書物などは、もともとあったお寺で展示するのが一番良いと思っていました。が、なら仏像館のような充実した設備できちんとした見せ方をされると、こういった展示もありかなあと思うようになりました。
もともとのお寺に展示したほうがいい場合もありますが、そもそもお寺そのものが再建されたりして当時のものでなかったりする場合も多いので、ケースバイケースなんでしょうね。
で、なら仏像館の一番の見所は、実は建物そのものかもしれません。
明治時代の洋風建築で、重要文化財に指定されています。堂々としていて、非常に見栄えがします。
奈良の観光といっても、奈良時代のものだけではなく、いろいろな時代の素晴らしいものが見られます。
奈良は奥が深いです・・・・。
ちなみに、同行の姪は、もっと仏像を勉強したいということで、奈良国立博物館のショップで仏像の本を買っていました。
えらい、えらい。
まあ、買った本は、専門書ではなく、仏像のイラストを中心としたとても可愛らしい感じのものではありましたが・・・・。
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