2011年 INDY Japan 観戦記08「ブルーインパルス・ジュニア」
車の中で車中泊。
そして、9月18日。いよいよ決勝当日です。
朝、近くでキャンプしていたMさんのところへ行って、軽く朝食。その後、Mさんとフリー走行を観戦しました。決勝当日のフリー走行は、ダウンヒルストレートで観戦したのですが、大迫力でした。
さて、フリー走行の後、決勝まではだいぶ時間がありました。Mさんは家族サービスがあるので、一旦Mさんとは別れてひとりで自由行動しました。
ウロウロしていると、INDY Japan らしくない展示がありました。
自衛隊です。
自衛隊というといろいろな論議があります。今のあり方がベストかどうかは別として、私は自衛隊の存在は必要だと感じています。
まあ、今回はそういった堅苦しいことは別として、思わっず頬がゆるむような展示がありました。
ブルーインパルス・ジュニアです。
あの有名なブルーインパルスは、航空自衛隊松島基地所属の曲技飛行隊ですよね。
一方、ブルーインパルス・ジュニアは、原付スクーターを改造して曲乗りを見せるチームなんです。航空自衛隊松島基地の部活動のひとつなんだそうです。
部活動なのでお金の補助がたくさんあるわけもなく、スクーターの改造などの主な費用は、ほとんど部員のポケットマネーなんだそうです。
限られた予算でがんばっていろいろ改造している様子がよくわかるのが、コックピット。
スクーターなので、真ん中にスピードメーターがあるわけですが、その回りには数多くの機器やメーターが配置されています。
が、その機器やメーターは、全部シールなんです。
涙ぐましい努力とユーモア、感動しました。
本来なら、このブルーインパルス・ジュニアの曲乗りが、INDY Japan のひとつのイベントとして見られたのかもしれません。
しかし、残念ながら、あの大震災の影響で車体が水没し、曲乗りはできない状態になってしまったらしいのです。
私も残念ですが、ブルーインパルス・ジュニアの部員の方々は、さぞかし残念でしょう。
気を落とさずに、復活に向けてがんばってほしいものです。
自衛隊、いろいろと風当たりは強いと思いますが、現場レベルではみんながんばっています。
お偉いさんたちは、現場のがんばりを無にしないよう、適切な舵取りをしてほいいものです。
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