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2011.10.02

2011年 INDY Japan 観戦記11「ファントム!」

決勝前の記念式典、非常に見事な演出がありました。
それは、航空自衛隊百里基地302飛行隊のF-4EJ改ファントム戦闘機のデモ飛行でした。

実は、ファントムのデモ飛行が見られることは事前に知っていて、楽しみにしていました。
が、オープニングセレモニーの中で、「これから自衛隊のファントムが飛来します!」みないなアナウンスがあってから来るものだと勝手に思い込んでいたのです。
けど、もっとドラマチックな演出があったのです。

国歌演奏のため、全員起立。そして、日本国歌独唱。そのあと、アメリカ国家独唱。
そして、アメリカ国歌独唱の終了と同時、ドンピシャなタイミングで、轟音をあげてファントム2機が目の前を通過したのです。しかも、予想よりもはるかに近いところを。

国歌独唱に集中していたので、完全に意表をつかれました。
数秒の誤差もないドンピシャなタイミング。ファントムライダー(パイロット)の腕、見事な管制。さすが自衛隊です。
あまりのかっこ良さ、あまりの迫力に、鳥肌が立ちました。

そのあとファントム2機が旋回し、2回ほど目の前を通過しました。
我に返って、なんとか写真を撮ろうと努力したのですが、F1やINDYの写真ですら上手に撮れない私の腕では、とてもじゃないけど戦闘機の写真を上手に撮れるわけはないのです。

上手に写真が撮れない言い訳その1。
F1やINDYのよりも、ファントムのほうが速いです。目の前を通り過ぎるのは、一瞬です。流し撮りが間に合いません。

上手に写真が撮れない言い訳その2。
F1やINDYは、コースに沿って走ってくるので、だいたいどこを通るのかがわかります。が、空にはコースが無いので、どこを通るのかがわかりません。ましてや、急に旋回や反転されては、一瞬で見失ってしまうのです。

上手に写真が撮れない言い訳その3。
距離感がわかりません。どれくらいの大きさで撮れるのか、さっぱりわかりません。

なので、「下手な鉄砲も数を打てば当たる」作戦で、カメラを空に向けて振り回し、ひたすら連写でシャッターを切りまくりました。

当然ながら、フレーミング、ピント、手ぶれ、どれをとっても満足なものはありませんでした。
生まれて初めて飛んでる戦闘機を撮ったということを考えると、まあまあのできだったのかもしれませんが・・・・。


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