2011年F1日本グランプリ観戦記07「予選のハイライト」
2011年F1日本グランプリ、3本目。最終予選です。
小林可夢偉くんも無事3本目に残ったのですが、戦略上タイムアタックはしませんでした。
で、この日のハイライトが、予選の最後に訪れました。
私はシケイン席で見ていたのですが、ここは予選のタイムを計測する地点のちょっと前になります。予選最後のアタックをするために、各ドライバーの駆け引きが見られるところです。
タイムアタックして良いタイムを出すためには、自分の前に他のマシンがいないほうがよいわけです。なので、このあたりで前の車と近い場合は、わざとゆっくり走って前との距離をあけるわけです。
ここに、レッドブルのウエバーとマクラーレンのハミルトンとメルセデスのシューマッハが、相次いでやってきました。
本来なら、前の車との距離をあけるため、後ろの車はゆっくり走ってどんどん距離をあけるはずです。が、後ろの2台は猛然とスピードアップを始めたのです。前の車との距離をあけるのではなく、前の車のさらに前にでてしまおうという作戦だったのです。
3台とも意地でも引かなかったため、シケインコーナーに3台同時に横並びで突っ込んできたのです。
あの狭いシケインコーナーに3台同時に突っ込んできて、きれいに曲がれるわけがありません。3台とも姿勢を乱して加速できず、タイムアタックどころではなくなりました。
この日一番の盛り上がりでした。
私はこのとき見ることに専念していたので、このシーンを写真で撮っていませんでした。家に帰ってゆっくり見なおそうと思っていたのですが・・・・。
なんと、このシーン、テレビで放映されていないじゃあないですか!
この日一番盛り上がったあのシーンを!
真正面にテレビカメラがあったにもかかわらず!
はっきり言って、フジテレビの大失策です。
フジテレビのカメラマンと編集担当の方、もっとしっかりしてちょうだい!
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