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2012.03.19

日本史のお勉強01「お勉強開始!」

先日、高校の日本史の教科書を大人向けに改訂した本をゲットしたことを書きました。本日から、読み始めました。久々の(35年以上ぶりの)歴史のお勉強開始です。

ページをめくると、最初に、カラー写真が数十枚記載されています。「日本史の勉強をするならこれくらいのモノは憶えておきましょう」的な、有名なものばかりです。


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で、なにげに写真を眺めていると、意外なことに気づきました。
写真は、古代から近代まで、合計39枚。

で、鎌倉時代までの写真が、23枚。
そのうち、仏像などの立体物の写真が16枚で、絵画のような2次元的なものが7枚。
絵画率は、約30%です。

一方、室町時代以降の写真は、16枚。
そのうち、絵画的なものは、15枚。
なんと、絵画率は、約94%なのです。
歴史が新しくなっていくと、文化財は、2次元的なものが多くなっていくのです。

このことから、いろいろなことが想像できます。
1.古い絵画や書物は神でできているので、保存が難しくて現代に残りにくい。
2.昔は仏教の影響が強くて仏像が多いが、室町時代以降は仏教の影響力が弱まった。
3.昔は国威をかけてお金をつぎ込んで仏像とかをたくさん作ったが、だんだんその傾向が薄れてきた。
4.単なる偶然。
5.本を編集した人の嗜好。

どれも当たっているかもしれないし、どれも外れているかもしれません。が、そういったことを想像しながら勉強することが、歴史の醍醐味です。

ああ、歴史を勉強するって楽しいです・・・・。

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