日本史のお勉強02「大昔」
山川出版社の日本史の教科書を本格的に読み始めました。
この教科書、我々オヤジが学生だったころに読んだ教科書を、大人になってから読み返すことを想定しています。なので、昔の記載と今の記載がどう違うのか、コメントしているところもあります。もうすでにオヤジである私にとっては、わかりやすくてたいへんありがたいです。
で、最初の1ページ目。いきなり昔と違った記載がありました。
まずは、最初の人類。
日本史ではなく世界的な出来事なのですが、昔は世界最古の人類は、アウストラロピテクス・アフリカヌス(約100万年前)と習ったはずです。今の教科書には、ラミダス猿人(約500万年前)となっています。1990年代に、新しい発見があったそうです。新しい発見があったわけだから、教科書の内容が変わるのは当たり前ですね。
次に気づいたのは、日本の地質年代。
昔は、1万年以上前が洪積世、それ以降が沖積世と習ったはずです。今は、1万年以上前を更新世、それ以降を完新世と教えているようです。これは、新たな発見がされたというよりも、用語としてイマイチ的確でないという理由のようです。特別に新しい発見があったわけではなく、地道な研究によって名前が変わったらしいのです。
地道な研究には敬意を表しますが、それを教わる身としては、あまり憶えることを増やさないでほしいものです・・・・。
そんなこんなで、教科書を読むことは、たいへんおもしろいです。
中学生や高校生を育てているお父さんお母さんたち、勉強しろしろと言うだけでなく、自分も勉強してみたほうがいいですよ!
子供のお手本になるし、何より「勉強することは楽しいことだ」と教えるのが一番です!
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