「総天然色ウルトラQ」BD発売記念オールナイトイベント・その1
結局、行ってしまいました。
「総天然色ウルトラQ」BD発売記念オールナイトイベント。
金曜日の夜22時30分開演、翌朝5時終演。徹夜で6時間30分の体力勝負でした。
22時30分から24時までは、みうらじゅんさんと町山智浩さん(映画評論家)のトークライブでした。
これがまた、たいへんにおもしろく、盛り上がりました。この人たちの怪獣に関する知識、怪獣に対する愛情、ハンパじゃないですね。年齡が私と近いこともあり、怪獣以外でも共感できる話がたくさんありました。
1時間30分に渡るトークライブでしたが、全く飽きませんでした。
さて、0時から本番の「総天然色ウルトラQ」が始まりました。
テレビで放映されたウルトラQは、30分番組で、全部で28話ありました。この日のイベントでは、みうらじゅんさんと町山智浩さんが選んだベストテンを踏まえて、10話が放映されました。
28話のうち10話が見られて、トークライブまで見ることができて、それで3,000円は安いです。
内容は、見事の一言です。
モノクロの画像をあんなに違和感なく見事にカラー化できるとは。もちろん、最新のハイビジョンのようなレベルではないです。なんとなく色あせたような感じです。が、この作品がもともと45年前に作成されたことを考えると、これくらい色あせた感じがちょうどいいです。もしかしたら、意図的にそういう味付けをしたのかもしれません。
モノクロ作品をカラー化することには、イメージが壊れるとか、いろいろと議論もあったらしいです。
私の感想としては、ガラモンやペギラのような怪獣が大暴れするようなスケールのでかい作品はカラー化したほうが迫力がでる感じがします。が、ケムール人やバルンガのような怖さが滲み出る作品は、モノクロのほうがニュアンスが伝わりますね。
一番良かったのは、やはり第13話「ガラダマ」。
私の大好きなガラモンが登場するわけですが、最高ですよ、これが。
全てが最高。
この1話を見られただけでも、3,000円払ってわざわざ新宿まで足を運んだ価値がありました。
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