日本史のお勉強10「教科書の悪いところ」
「もういちど読む山川日本史」という日本史の教科書を読んでいます。
基本的に大人向けの教科書で、今の教科書が昔の教科書とどう違うのかがよくわかる構成になっています。とても楽しく読んでいます。
が、今の教科書も昔の教科書も、共通してよろしくないところがあります。
それは、「Aが作ったBのことをCと呼ぶ。」とか「AがBを倒した戦いをCの乱という。」的な短絡的な表現が多いことです。こういう表現が続くと、読んでいてつまらなくなります。
また、こういう表記だと、その事件や制度がどういう背景で何を目的としてその結果どうなったかが、イマイチ伝わりにくいです。憶えるほうも、ひたすら単語を憶えることになります。暗記型の人間になってしまいます。
その時代の政治的経済背景、どのような動きがあったか、その結果どうなったか、そういうことがもう少しわかりやすいような表記にしてほしいです。
まあ、教科書の限られたページで丁寧に表記するのは難しいんでしょうがね・・・・。
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