日本史のお勉強12「源頼朝と足利尊氏」
最近の日本史の教科書の記載で、一番衝撃的だったのは、源頼朝と足利尊氏の肖像画の解釈です。
日本史の教科書に必ず出てくるあの源頼朝像ですが、現在の教科書には、「伝源頼朝像」と書かれています。なぜ「伝」がついたかというと、最近の調査や解釈により、あの源頼朝像は別人の肖像画である可能性が出てきたということなのです。
私の中学校時代、当時歴史を教えていたT先生は、「源頼朝は、弟の義経や身内の人をたくさん倒しています。この源頼朝の肖像画を見ても、なんか冷たい感じがするでしょ?」と話していました。35年以上経った今でも、はっきりと憶えています。T先生は良い先生で、T先生のお陰で私は歴史に興味を持ったといっても良いくらいです。
が、あの肖像画が源頼朝ではない可能性があるとは・・・・。
ショックです・・・・。
さらにショックなのは、足利尊氏の肖像画。
なんと、今ではただの「騎馬武者像」という名前で教えられているのです。足利尊氏である可能性が、かなり低いということなんでしょう。
歴史というのは、研究すれば研究するほど新しい解釈が出てきます。
う〜ん、歴史って怖いなあ・・・・。
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