大阪奈良仏像ツアー16「奈良国立博物館・その3」
奈良国立博物館へ行ったとき、当然のようにミュージアムショップに立ち寄りました。
今回自分へのお土産としてゲットしたのは、2冊の本です。
1冊は、「なら仏像館名品図録」。
この本、なら仏像館に収容されている仏像をひたすら紹介してくれます。
正直、マニア以外には必要のない本です‥‥。
もう1冊は、「原寸大日本の仏像」。
なかなかおもしろい本です。
もりろん、仏像全体がそのまま原寸大で載っているわけではありません。仏像の一部(パーツ)が原寸大で載っているのです。例えば奈良の大仏の場合、原寸大の指先が載っています。
が、私がこの本を買った理由は、仏像が原寸大で載っているからではないのです。
現存するほとんどの仏像は、表面の塗装が剥げていて、作られた当時の姿を残しているものはほとんどありませんよね?
ところが、この本には、仏像ができた当時の彩色された姿(復元図)が載っているのです。
再現された仏像は、金ピカだったり、肌が肌色だったり赤かったり青かったり、着ているものの色がド派手だったり、もう驚くばかりです。
奈良国立博物館を始め、日本中の博物館にリクエストがあります。
昔の姿に彩色・復元されたレプリカを作って、本物の仏像と並べて展示してほしいです‥‥。
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