ポルトガル・スペイン旅行記06「ポルトガルの人々」
バスに乗りながら聞いたポルトガルの現地ガイドさんのお話。
ポルトガルは基本農耕民族なので、過度の闘争心はない。
性格が温和なので、オリンピックなどでも熱狂的に応援することはあまりない。
ただし、サッカーだけは熱烈に応援する。
人より上に行こうとする意識がほとんどない。
なので、学歴とか社会的地位とかには全くこだわらず、話題にすらあがらない。
家族を大切にする。
だから、飲み屋があまりない。
なぜかというと、会社帰りに妻や子供を待たせて自分だけ飲むことなど考えられないから。
ほとんどの家の壁が白くて屋根がオレンジ色なのは、特に意図的にやっているわけではない。
屋根はオレンジ色の素焼きの瓦、壁は白いのがコストが安くて合理的なので、みんなそうする。
他の家より目立とうとか、そういう発想はない。
いろいろな意味で、日本と違いますね。
あと、空港で見かけた風景。
海外には珍しく、飲み物の自動販売機があった。
が、自動販売機をバンバン叩いている人がいた。
お金を入れたのに、何も出てこなかったようだ‥‥。
なんか、機械に弱い国なのかなあ‥‥。
で、ホテルに到着。
エレベータに乗ろうとしたら、エレベータを見ながら係の人が電話をかけていました。
なんでだろ?と思ってみてみたら、エレベータのドアが開いたまま、エレベータが途中で止まっていました。
やっぱ、この国は機械に弱いんだなあ‥‥。
そういえば、20年前初めての海外旅行でエジプトに行った時、エレベータが途中で止まって閉じ込められたことがあるなあ‥‥。
そんなことを思い出しつつ、そういったおおらかな国民性も憎めなくって良いなあと思いました。
| 固定リンク
コメント