ポルトガル・スペイン旅行記27「フラメンコ」
この日の夜は、フラメンコの見学でした。
私は、旅行でよく見せられる観光用の民族舞踊の類いは、あまり好きではありません。何回かの海外旅行の中で、感動したのはトルコのベリーダンスだけ。
なので、今回のフラメンコも、実は全く期待していませんでした。
が、大感動。
今回のポルトガル&スペイン旅行で、あらゆる観光の中で最大の感動だったかもしれません。
フラメンコを見学したのは、アルハンブラ宮殿のすぐ近くにある、タブラオ(フラメンコ舞台のある居酒屋さん)。洞窟形式で、店の作りも雰囲気があります。
フラメンコのショーが始まると、最初から最後まで全く目が離せませんでした。
フラメンコは、虐げられたジプシーの怒りを表現しているそうですが、その怒りがモロに感じられました。
ギターと踊りと手拍子。
その全てが激しいのです。
踊っている最中に、イヤリングが吹っ飛んでいました(動きが激しいから)。
踊っている最中に、胸のボタンが弾け飛んでいました(胸が大きいから)。
休む間もなく踊り続ける体力も、ハンパないです。
4人のダンサーさん(そのうち3人が女性)が順番に踊るのですが、女性ダンサーさんには、やはり序列というかそういったものがあるようです。
踊る順番は、以下のような感じでした。
若い → ベテラン
ヘタ → 上手
あどけなさが残るかわいい表情 → 恐ろしいほどにきつい表情
胸は大きいが締まったウエスト → 完全なプロレスラー体型
私としては、最初に踊った若いダンサーさんが好みだったなあ‥‥(笑)。
いずれにせよ、全員が、凄まじい練習をしていることだけは確かです。
ああ、感動した!
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