昨日、ウルトラマン商店街に何か物足りなさを感じたことを書きました。
ウルトラマンの像は、ある。
街灯や交番なども、ウルトラマンのデザインをしている。
「ウルトラマン商店街」と書かれたノボリも、たくさん飾られている。
何が足りないんだろう?
と考えたとき、致命的なものが足りないことに気づきました。
ひとつは、ウルトラマンミュージアム的なもの。
「ここにくればウルトラマンの全てを見られるぞ!」的なものが、ないのです。
もうひとつが、ウルトラマングッズを売っているお店。
ウルトラマン商店街なのに、商品としてのウルトラマングッズを売っているお店が、全くといっていいほどないのです。
ウルトラマンミュージアムがなく、グッズも買えない。
これでは、わざわざウルトラマン商店街と名付ける意味がないのでは?と思ってしまいます。
この事実を先に知っていたら、私はウルトラマン商店街には行かなかったでしょう。
1時間くらいウルトラマン的なものを探して商店街をうろつき、ウルトラマングッズを売っているお店を1軒だけ発見。がんばっているなあと思い、中に入って、オーナーの方とちょっとだけ話をしました。
そのときの、オーナーさんのお話は、以下のような感じでした。。
「ウルトラマンはあまりに有名すぎて、どこへ行ってもウルトラマンは見つけられるしどこへ行ってもグッズを買えるので、地域でウルトラマンを売り出すのはけっこうたいへんです。」
確かにそんな面もありそうです。
実際、そのお店で売っているウルトラマングッズも、どこかで見たことがあるようなものが多かったです。
私は、ここでしか買えそうもないグッズを探してゲットしました(ウルトラマンとウルトラセブンのハニワ)。
が、私が感じたのは、地域全体が、ウルトラマンで勝負しようという意識を全く持っていないようだということです。
たぶん、一部の人たちが、必死にがんばって、ウルトラマンを使った街おこしをしようとしているのでしょう。
が、地域の商店街の人たちが、全く反応していないように見えるのです。反応したのは、上記のお店1軒だけのように思えるのです。
境港の水木しげるロードは、この手の街おこしの大成功例でしょう。
あんなに大都会からはなれているのに、地域住民が全員でゲゲゲの鬼太郎で勝負しようとしているのです。境港は、どこへ行ってもゲゲゲの鬼太郎と妖怪だらけなのです。オリジナルグッズも、たくさんあります。それだけで、あんな遠くまで行ってみようかな、と思えるのです。
ウルトラマン商店街の皆さん、せっかくいいコンテンツを持っているのだから、もっともっとウルトラマンで勝負していただきたいです。
がんばれ、ウルトラマン商店街!




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