2014 F1日本グランプリ観戦記10「決勝」
決勝当日は、朝から大雨。
決勝は15時スタートなので、いつもなら午前中にサーキットに行ってイベントを見たり買い物をしたりするところですが、全くそれどころではないくらいの雨です。
結局、レーススタート直前にサーキットに乗り込むことにしました。
10時過ぎに宿を出て、途中のパーキングエリアで時間をつぶし、14時過ぎにサーキットに到着。雨の中、かっぱを着てレース観戦。
レース中は素晴らしい追い抜きシーンがあったりして盛り上がる部分もあったものの、雨の中、つらいレース観戦でした。
トドメが、最後の事故。
レース終盤に大事故があり、レースが中断しました。その時はそれほど大きな事故だとは思いませんでした。が、雨も降り続いているし、きっとレースは打ち切りになるだろうとの判断で、結果を見ずに帰途につきました。
後から知ったのですが、事故にあったジュール・ビアンキ選手は、意識不明の重体でした。
ビアンキ選手は、事故から3週間ほどたった今でも、意識は回復していないようです。
早く回復するよう、祈るばかりです。
この事故、誰が悪いというものではないと思います。
が、いろいろなタラレバが考えられます。
事故が起こった時間は17時近くで、しかも厚い雲がかかっており、かなり暗い状況だったが、もっと早い時間にレースを始めることはできなかったのか。
ビアンキ選手の事故の直前にも同じ位置で事故がり、その事故処理現場にビアンキ選手は突っ込んでしまったのだが、直前の事故処理のやり方は正しかったのか。
直前の事故のことを知っていたはずのビアンキ選手が、もうちょっと速度を落としていたら。
ピレリのタイヤのグリップが、もう少し強力だったら。
あと1m違う方向に滑っていれば、作業車にぶつからなかったかも。
そもそも、台風が迫っているなか、レースを続ける判断は正しかったのか。
いろいろな意味で、後味の悪い日本グランプリとなってしまいました。
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