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2015.04.14

みちのくの仏像・その4

東京国立博物館の特別展「みちのくの仏像」では、東北らしい仏像がたくさん展示されていました。
一方、京都奈良の影響を強く受けていると思われる仏像も何躯かありました。

勝常寺の薬師如来。

今回の特別展の主役っぽい扱いで展示されていました。
正統派の堂々とした姿は、すばらしいです。そのまま京都奈良のお寺で見かけても全く違和感がないです。螺髪も完全に残っており、そのへんも京都奈良っぽさを醸し出していると思います。


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慈恩寺の十二神将。

完成度の高さでは、今回の特別展で一二を争うのではないでしょうか。あまりに京都奈良っぽいので、逆に「みちのくの仏像」という特別展で鑑賞するのに違和感を感じるほどでした。


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成島毘沙門堂の吉祥天。

今回の特別展で、最も心に残りました。
表情の優しさが、すばらしいです。半眼の仏像が多い中、成島毘沙門堂の吉祥天は、目を閉じているようにも見えます。

また、木目を活かした技法もすばらしいです。
ほとんどの仏像は、上塗りされるので木目は隠れてしまいます。が、成島毘沙門堂の吉祥天は、塗装をしない前提で、木目をわざとデザインに用いているとしか思えません。
奥が深いです・・・・。


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