みなさん、マイナンバーカード(個人番号カード)をご存知でしょうか。
さすがに、多くの人がご存知でしょう。
では、マイナンバーカードを申請して受け取った人は、手を挙げて下さい。
ほとんどいないはずです。
なぜなら、システムトラブルにより、マイナンバーカードが発行できない状態が長く続いたからです。
本日6月23日、お役所から「マイナンバーカードの発行準備ができたから、取りに来い。」という主旨のはがきが届きました。私がマイナンバーカードの申請をしたのが、今年の1月初め。発行までに、実に5ヶ月半かかったことになります。
カードを発行を申請して届くまで、5ヶ月半。
クレジットカードなどの一般企業のカードは、申請から発行まで、2〜3週間というところでしょう。
それが、システムトラブルがあったとはいえ、5ヶ月半。
5ヶ月半もお客様に迷惑をかけ続けて、平然としているお役所。
なぜこのようなことがありえるのでしょうか。
答えは、簡単です。
どんなにトラブルがあろうとも、どんなにお客様に迷惑をかけようと、お役所は潰れることがないからです。
その証拠に、以前M銀行もシステムトラブルがあり、お金を出し入れすることができなくなったことがあります。そのときは、なんとか数日で復旧出来たはずです。
5ヶ月半も復旧できなかったらどうなると思いますか。
100%、M銀行は潰れていたでしょう。
M銀行の全員が、必死になって対処したはずです。
たった数日システムが止まっただけでも、多くのお客さんから信用を失い、M銀行がそれを取り戻すのに長い時間がかかったことは、皆さんご存知だと思います。
では、システムトラブルの復旧に5ヶ月半もかかった理由はなんでしょう?
この理由は、ふたつあるはず。
ひとつめの理由。
システム設計が根本的にダメダメだった。または、このような大規模のシステムトラブルを想定しておらず、復旧のやり方がわからなかった。
わかり易い言葉でいうと、「無能だった」ということです。
ふたつめの理由。
システム復旧のお仕事を、いつものお役所仕事のペースでやっていた。
わかり易い言葉でいうと、「やる気がなかった」ということです。
上記のどちらかの理由、もしくは両方の理由以外に、システム復旧に5ヶ月半もかかる理由が思いつきません。
ちなみに、本日送られてきたマイナンバー発行通知のはがきには、「ご迷惑をお掛けして申し訳ありません」的な表現は、ひとことも書いていませんでした。
お役所に努めているすべての人が、このような人たちではないと思います。
お役所でまじめに働いている人たちには、このブログの内容は不快に感じると思います。
その点については、申し訳ないと思います。
が、市民からこのような声が多数寄せられないかぎり、お役所体質は変わらないように思います。
市民のみなさん、もっと怒ってもいいと思いますよ・・・・。
それにしても不思議なのは、報道機関の対応。
某都知事のどーでもいいようなせこいニュースばかり取り上げて、マイナンバーカードのような市民の生活に直結する問題は取り上げないんでしょうか。
結局は、視聴率のためなんでしょうかね。
お役所と同様、報道機関もダメなのかなあ・・・・。
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