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2016.12.17

2016 仏像の旅 09 「奈良国立博物館」

長いこと改装中だった奈良国立博物館の仏像館が、やっと公開されました。
パッと見た感じでは、何がどう改装されたのか、さっぱりわかりません。
が、展示の仕方は、ちょっと変わったように感じました。

昔ながらの博物館は、主な展示物はガラス張りのケースの中に入れて、絶対に触れないようにしていました。
が、最近の流行りは、ガラスなしのナマでの展示。手を伸ばせば届くような距離に、ナマで仏像が展示されています。
このような展示だと、仏像正面からだけでなく、横や後ろから見られることもあり、見る側にとっては大歓迎な展示方法です。
けど、悪いことをするヤツがいたらたいへんだな‥‥。

展示されていた仏像の中で、一番印象に残ったのは、やはり金剛寺の降三世明王かな。
巨大なだけでインパクトがあるし、上手に修復されていて、好印象。

破損仏像残欠コレクションという展示も、目を引きました。
壊れた仏像のパーツ(手だけとか頭だけとか)を、無理に修復せずにそのまま展示していました。
それはそれで、いろいろな想像力をかきたてられて、おもしろかったです。

あと、私の好きな東寺の兜跋毘沙門天が展示されていました。
と思ったら、兜跋毘沙門天の模刻でした。
東寺の兜跋毘沙門天、昔からお手本になるような仏像だったんですね。

ちなみに、いろいろなお寺には、十二神将とか四天王とか、セットものの仏様がいたりします。
が、最近は、そのうちの何体かを国立博物館で展示することが多くなってきたようです。
奈良国立博物館にも、そのような仏像が何体か展示されていました。

理由は、文化財保護のためらしいです。
地震とか火事とかで、全滅するのを防ぐためなのかな。
設備の充実した国立博物館で、大事に保護するためなのかな。
その主旨にはおおいに賛同しますが、やはりセットで見たいなあ‥‥。


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