2018 チベット旅行記 17 「青蔵鉄道・居住空間」
青蔵鉄道は、基本寝台列車です。
私が利用したのは、硬臥というタイプです。
3段ベッドが向かい合っていて、6人用のセミコンパートメントのような作りです。
下段が楽ですが、日中は中段上段の人が降りてきて、下段のベッドをソファ代わりに使います。
なので、下段の人は日中は横になることができません。
上段は、狭くて窓がありません。
中段は、窓もあってプライベートな空間も確保できて、ちょうどいい感じです。
そういった作りなので、上段中段下段のどこなるかで、旅の快適さが違います。
ツアーガイドさんは、不公平にならないように、くじ引きで席を決めていました。
私は、見事に中段をゲット。
で、中段に上ろうとして驚きました。
階段がないのです。
足を引っ掛けるレベルのステップがあるだけ。
お年寄りや太った人や極めて運動が苦手の人は、上段に上るのは命がけです。
私のツアーでも、70代後半の人がくじ引きで上段になってしまい、若い人と席を替えてもらってました。
ということで、青蔵鉄道の硬臥は、寝るだけならいいのですが居住空間としては決してよろしくありません。
多くの人が、廊下に設置されている簡易椅子に腰掛け、風景を眺めていました。
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