2018 チベット旅行記 30 「チベットのホテルで点滴」
高山病のため、チベットのホテルで点滴と酸素吸入を受けることになりました。
診察後、お医者さんは、私の部屋から退場。
その後、大きなマスクをしていても明らかに美人とわかる看護師さんが、点滴の針を私の腕に刺し、酸素吸入のホースを私の鼻にセットしてくれました。
そして、看護師さんも退場。
その後、ホテルの部屋でひとりっきりで点滴と酸素吸入が終了するのを待つことになりました。
で、この点滴で、ひと波乱ありました。
ふと気づくと、点滴の針を刺したところが、かなり腫れてきました。
明らかに点滴漏れです。
日本の病院だと、ナースコールですぐに看護師さんがきてくれます。
が、ここはチベットのホテル。
ナースコールは、ありません。
叫ぼうにも、なんて叫んでいいのかわかりません。
叫んだところで、聞こえる範囲にお医者さんや看護師さんがいるとも限りません。
どうしようか悩んでいたら、ラッキーにも美人の看護師さんが巡回に来てくれました。
すると、私の腕を見るなり、明らかに動揺して、点滴を止めてそのまま退場。
たぶん、お医者さんを呼びに行ったのでしょう。
数分後、再び看護師さん登場。
点滴の針を抜いて、腫れた部分をマッサージ。
さらにその数分後、お医者さん登場。
看護師さんが刺してくれた点滴の針を抜き、今度はお医者さんが刺し直し、再び点滴を開始。
一連の作業が済んだ後、お医者さんも看護師さんも退場。
その後、看護師さんは何回も巡回に来てくれました。
いろいろと心配だったんでしょうね・・・・。
そして、点滴と酸素吸入が終了。
61だった血中酸素濃度は、正常値の98にまで回復。
よかった、よかった。
最後に薬をもらって、治療は終了。
治療時間は、だいたい2.5時間くらいだったかなあ・・・・。
海外で体調を崩すとこんなに不安になるものか、ということを痛感した事件でした。
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