2018 チベット旅行記 39 「大昭寺」
大昭寺。
ジョカン寺と呼ぶほうが一般的なのかな。
ポタラ宮とノルブリンカは私のイメージとはちょっと違っていたのですが、大昭寺は期待通りで見応えがありませた。
大昭寺はお寺なので、宗教色が強いです。
日本と同じ大乗仏教系なので、弥勒菩薩とか千手観音とか薬師如来とか、馴染みの仏像が見られました。
その中の1体は、2009年に東京国立博物館で展示されたそうです。
同じ大乗仏教系の仏像であっても、当然印象は違いました。
日本の仏像は、本物の仏様を体現できる感じです。
人間の形をしていても、近寄りがたいオーラがあります。
日本の仏師の思いと技術が、極限まで込められているような気がします。
一方、チベットの仏像は、人間をデフォルメした印象です。
技巧を凝らすというよりも、身近な存在として感じられるような作りのような気がします。
仏様に対する考え方が違うのだと思います。
言葉だけで表現するのは、難しいです。
仏像を写真に撮って紹介できないのが、残念です。
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