2018 奈良と名古屋の旅 20 「新薬師寺」
新薬師寺には、有名な十二神将が安置されています。
ものすごい迫力。
ものすごい美しさ。
完璧です。
11体が国宝。
1体だけ昭和の補作です。
が、その補作でさえ見事な出来で、12体並べてみるとどれが補作かわからないほどの完成度です。
いっそ、12体とも国宝でいいんじゃないか、という感じです。
そして、本尊の薬師如来。
十二神将があまりにも有名でその陰に隠れた印象ですが、その存在感は十二神将に全然負けていません。
薬師如来が指揮者。
十二神将がオーケストラ。
どれが優れているというのではく、チームとして素晴らしいです。
ちなみに、多くの如来は目を半眼にしていますが、新薬師寺の薬師如来は目がクリッとしています。
近寄り難い印象はなく、親しみやすい感じです。
十二神将も、仕事で薬師如来を守っているのではなく、その人柄に惚れて守っているのでしょう。
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