音楽と私 005 「ふたりの日曜日/天地真理」
真理ちゃんは、わたしにとって初めてのアイドルでした。
というか、日本で生まれた初めてのアイドル歌手かもしれません。
真理ちゃん以前は、歌手という職業は歌のうまい人がなる職業だったように思います。
が、真理ちゃんの場合、初めて歌のうまさよりもビジュアルが先行したと思います。
真理ちゃん以降は、ビジュアルのみで歌のうまさは二の次三の次四の次のアイドルがたくさん生まれました。
アイドル歌手がたくさん出てきた時に、友人と「真理ちゃんって、アイドルなのに歌うまかったよね」といった主旨の会話をした記憶があります。
それもそのはず。
真理ちゃんは、国立音楽大学付属高校声楽科出身だったんですね。
真理ちゃんの場合、もともとアイドルとして生まれたわけではなく、歌のうまい人がたまたまビジュアルが良かったということなんでしょう。
「天は二物を与える」ってことなんでしょうか。
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