音楽と私 009 「ゴッドファーザー・愛のテーマ/尾崎紀世彦」
中学生時代、私は映画音楽がけっこう好きでした
そんななか、1972年にゴッドファーザーが上映されました。
私はゴッドファーザーを観ていないのですが、そのテーマ音楽はとても心に残りました。
ということで、「ゴッドファーザー・愛のテーマ」のシングルレコードを買いに行きました。
47年も前の出来事なのに、その時の様子を鮮明に憶えています。
買いに行ったのは、函館の繁華街の五稜郭。
市電の電停近くにあったレコード屋さんです。
そのレコード屋さんは今はないはずですが、店内の様子まで鮮明に憶えています。
そのレコード屋さんでは、3種類の「ゴッドファーザー・愛のテーマ」のシングルレコードが売っていました。
アンディ・ウィリアムスの英語版の「ゴッドファーザー・愛のテーマ」。
アンディ・ウィリアムスの日本語版の「ゴッドファーザー・愛のテーマ」。
尾崎紀世彦の日本語版の「ゴッドファーザー・愛のテーマ」。
どれにしようか悩んでいると、レコード屋さんの人が「尾崎紀世彦が一番歌が上手いですよ」とアドバイスしてくれました。それがきっかけで、尾崎紀世彦の「ゴッドファーザー・愛のテーマ」を買ったのです。
確かに歌のうまさはすばらしかったのですが、サントラ盤のイメージとはあまりにも違いすぎて、複雑な思いをしたのを憶えています。
こんな些細な47年前の出来事の記憶が今でも残っているとは。
不思議なものです。
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