音楽と私 011 「荒野の果てに/山下雄三」
私は、1959年生まれ。
1970年代は、私の青春時代でした。
一番感受性が強い中学高校時代をこの時代に過ごせたことは、本当に幸せだったと思います。
いろいろな意味で幸せだったのですが、そのひとつがテレビ。
いわゆるテレビっ子という言葉が生まれるほど、テレビが全盛時代を迎えようとしていました。
例えば、土曜の夜。
20時からは、8時だよ!全員集合。
21時からは、キイハンター。
22時からは、必殺仕掛人。
テレビの前から、離れられませんでした。
必殺仕掛人は、それまでの勧善懲悪的な時代劇とは全く違いました。
子供が見るには刺激が強い、新しいタイプの時代劇でした。
他のテレビ番組とはちょっと違い、ホントにこんな番組を見てていいのかなという軽い罪悪感があるくらいでした。
その必殺仕掛人の主題歌が、山下雄三が歌う「荒野の果てに」でした。
ドラマの雰囲気にピッタリな曲でした。
その後長く続く必殺シリーズでも、この主題歌のインストルメンタル版が使われていました。
ああ、いい時代だったなあ・・・・。
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