音楽と私 013 「パピヨンのテーマ/ジェリー・ゴールドスミス」
日本では1974年に初上映された、パピヨン。
私は、この映画を映画館では観ていません。
後から、テレビで放映された時に観ています。
なのに、私はパピヨンのテーマのシングルレコードを持っています。
あまりにも感動的な映画で、あまりにもすばらしいテーマ音楽だったからです。
まだパピヨンを観たことがない人に言っておきますが、この映画、すべての人のお勧めできる映画ではありません。特に女性には、全くお勧めできません。劣悪な環境の牢獄から脱獄するシーンが、あまりにもリアルであまりにもショッキングであまりにもグロテスクだからです。
私も、最初は観ていて辛かったです。
そして、最後のあのシーン。
今までに経験したことのないような感動を味わいました。
あれほど見事に男の信念を、あれほど見事に男の友情を、表現した映画があったでしょうか。
泣かせることを目的に作られた最近の甘ったるい映画とは、全く異質。心の底から涙が出てきたのを憶えています。
この映画でのスティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマンの演技は、映画史上に残るものだと思います。
さて、音楽としてのパピヨンのテーマですが、アンディ・ウィリアムス版とサントラ盤がありました。アンディ・ウィリアムス版もよかったですが、私が買ったのは、サントラ盤。
やはり映画音楽は、サントラ盤が一番ですね。
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