音楽と私 020 「防人の歌/さだまさし」
1980年に、「二百三高地」という日露戦争をテーマにした映画が上映されました。その後、1981年にテレビドラマ化もされました。そのテーマ曲が、さだまさしの防人の歌でした。
「二百三高地」は、一般的な戦争映画とは一線を画した映画でした。映画版はテレビ放映されてから観たのですが、テレビ版はリアルタイムで観ていました。いろいろなことを考えさせられる良い映画だったと思います。
さだまさしと戦争映画という組み合わせは、意外でした。
この映画のテーマ曲のオファーがあった時、さだまさしは「勝った、万歳!の映画なんですか?」と確認したそうです。そういった類の映画ではないと確認してからオファーを受けたそうです。このエピソードからも、この映画の意味がわかりますよね。
防人の歌には、さだまさしの思いが込められています。防人の歌を聴いただけで、映画を見なくてもその映画の意味がわかります。名曲だと思います。
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