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2020.04.17

音楽と私 025「氷の世界/井上陽水」

陽水ライブもどり道は、私にとって運命のアルバムでした。このアルバムで陽水にはまり、次々と陽水のアルバムを買い集めることになります。

もどり道の次に購入したアルバムは、氷の世界。レコードの針が擦り切れるくらい聴きまくりました。

当時の私は、このアルバムをフォークソングだと認識して聴いていたはずです。しかし、今改めて聴くと、このアルバムはもはやフォークソングというジャンルを逸脱していたと思います。ものすごく多様性のある曲が散りばめられています。フォークソングといえばギターとハーモニカというイメージですが、このアルバムあたりから楽器の多様性も出てきたような気がします。あかずの踏切りや氷の世界は、完全にロックのノリでした。

氷の世界は、陽水の音楽に対するいろいろな思いが込められたアルバムだったと思います。それと同時に、音楽に対する私の姿勢も今とは比べ物にならないほど真摯なものだったと思います。良い時代に良いアルバムと出会えて、ホントに幸せでした。

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