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2020.04.22

音楽と私 027「断絶/井上陽水」

「陽水ライヴもどり道」「氷の世界」「センチメンタル」に続いてゲットした4枚目の陽水のアルバムは「断絶」でした。井上陽水としてのデビューアルバムであり、陽水の本質の全てが詰まっているアルバムのような気がします。

特に、「人生が二度あれば」のインパクトは強烈でした。

「東へ西へ」という曲では、「目覚まし時計は母親みたいで心が通わず」と歌っています。また、「断絶」という曲では、わからず屋の父親のことが歌われています。いずれも陽水自身の父親母親のことを直接歌っているわけではないのですが、それを匂わせる歌詞です。

が、「人生が二度あれば」では、父や母が子どものためにだけ頑張ってきたことを歌い上げています。父や母に素直に接することができない陽水の本心が、そして父や母に対する感謝が、この曲に込められていると思います。

「人生が二度あれば」という曲は、「陽水ライヴもどり道」にも収録されています。私の記憶が正しければ、ライブ盤の「人生が二度あれば」を聴きながら私は泣いていたはずです。

初期の陽水の曲は、全ての曲に何らかの強いメッセージが感じられます。ホント、感受性の強い中学生時代に陽水と出会えてよかったです。

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