疲れる仕事とは
先ほど、仕事で疲れが溜まって休暇を取ったことを書きました。
じゃあ、今の私の仕事はどんな仕事かというと。
調査関係のお仕事です。
例えばある論文が提出されたとします。その論文が、すでに発表されたものであるのか、新しいことが盛り込まれた論文なのか、解析するのが私のお仕事です。ターゲットとなる論文を読み込んで内容を理解し、膨大なデータベースの中から類似した論文を探し出すお仕事です。1日中パソコンに向かってこのお仕事を続けています。
仕事の内容がわかりづらいと思うので、例えの話をします。
私のお仕事は、ウォーリーを探すことです。1枚の絵に描かれている膨大な人の中から、ウォーリーが何人いるかを探すのです。どこが同じでどこが違うのかを一人一人チェックしながらウォーリーを探し、何人のウォーリーがどこにどのようにいたかを報告書にして提出するのが私のお仕事です。
この仕事を難しくしているのは、ウォーリーが何人いるかわからないことです。例えばウォーリーが3人いることがわかっていれば、3人のウォーリーを見つけた時点で仕事は終わります。何人いるかわからないと、全てを確認しないと仕事を追われないのです。
逆に、手を抜きたがる人は、ウォーリーを1人見つけたらそれ以上探すのをやめて、この絵にはウォーリーが1人いましたと報告書を書いて提出して終わりにすることもできます。依頼主は、ウォーリーが何人いるか知らないわけですから、1人しかいないと報告されたら信じるしかないのです。
が、私はそのような手抜きができるほど柔軟な人間ではありません。最後の1人まで丁寧にウォーリーを探し、ウォーリーが12人いましたと絶対の自信を持って報告するのが私の性格なのです。
このように1日中集中して毎日毎日ウォーリーを探しているわけですから、仕事が嫌いじゃなくても疲れるわけです。疲れはしますが1日中頭をフル回転させているので、当面ボケる心配はなさそうです・・・・。
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