メカニックの勝利
F1ハンガリーグランプリ。
私が応援するホンダ勢の予選での順位は、レッドブル・ホンダのフェルスタッペンの7位が最上位。もうこの時点で十分に期待はずれ。
で、決勝のスタート前、スターティンググリッドにつくための1周で、フェルスタッペンは凡ミスでクラッシュ。もう絶望。
が、ここからスタートまでの30分弱の時間が、このレースの最大の見所でした。
左フロントタイヤの根元が折れるくらいの大損傷を、レッドブル・ホンダのメカニックは20分弱で修理し、スタートに間に合わせてしまったのです。許可された修理時間のリミットまで30秒を切っていました。驚異的なメカニックの奮闘でした。
メカニックの頑張りに気合いが入ったのか、フェルスタッペンはスタートで7位から3位に順位を上げ、最終的には2位でフィニッシュしました。2位ではありますが、この2位は勝利に等しいです。
メカニックが作業している様子は、ずーっとテレビ(DAZN)で放映されていました。普段は表にでないメカニックが脚光を浴びて、技術者の私としてもたいへんうれしいかったです。
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