2020 京都旅行記20「仁和寺の朝」
京都旅行3日目。
仁和寺の宿坊で朝を迎えました。
この日の朝イチのイベントは、朝のお勤めへの参加でした。朝のお勤めが行われるのは、国宝の金堂です。ここでのお勤めに参加するために、仁和寺の宿坊に泊まったのです。土砂降りの中、宿坊から金堂まで5分くらい歩きました。
前日の知恩院でも朝のお勤めに参加したのですが、仁和寺のお勤めも形式的にはそれほど変わらないものでした。
だがしかし。
形式は似たようでも印象はえらい違いでした。
知恩院の朝のお勤めは、割笏を駆使し、腹から絞り出すような声の凄まじい読経が延々と続く壮絶なお勤めでした。悪いものは一発でお祓いしてしまいそうな迫力でした。音楽でいうなら、全盛期の DEEP PURPLE か RAINBOW。
一方仁和寺のお勤めは、とてもやさしい感じでした。悪いものを退散させるというよりも、自らの心を落ち着かせる感じでした。音楽でいうなら、サイモンとガーファンクル。
ちなみに私はハードロック好きです。
どちらがいいと言うわけではないのですが、知恩院の朝のお勤めのほうが心に響きました。
ちなみに、知恩院でも仁和寺でも、読経の中に「コロナ退散」を盛り込んでしました。お坊さんも、我々のためにコロナと戦ってくれています。
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