ダイソン・技術編
Dyson V8 の故障原因をヘルプデスクと話している時に、意外なことを聞きました。
ヘルプデスクは、「部屋の温度は10℃以下になってませんか?」と質問してきたのです。低温時の故障を防ぐために、 Dyson のクリーナーは10℃以下になると自動的に電源が入らなくなる技術を投入しているのだそうです。
普通のメーカーは、例えば「動作温度は10℃以上35℃以下」というように取扱説明書に書いてそれでごまかすケースが多いです。「温度が10℃以下のときに製品を使って故障したらあなたのせいですよ、ちゃんと取扱説明書に書いているでしょ」というスタンスです。しかし、そんなところまで取扱説明書を読んでる人はいませんよね? Dyson は、どんな人がどんな状況で製品を使用しても故障しないように、安全装置を入れているのです。
このようなユーザー視点の製品を作っていることを知り、私の中での Dyson の印象は大幅にアップしました。
まあ、10℃以下でシャットダウンする安全装置を作れるんなら、10℃以下でも動作する製品を作ってくれよという気持ちはありますが・・・・。
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