テレビの限界
私は普段はテレビをあまり見ないのですが、帰省してやることがないのでなんとなくテレビをつけて見る時間が長くなっています。つくづく思うのですが、ほんとテレビがおもしろくありません。
ゴールデンタイムと呼ばれる19時以降は、年末ということもあり似たようなバラエティ番組ばかりです。「似たような」という言葉には二つの意味があります。
一つ目は、どのチャンネルを見ても同じような番組ばかりだということ。放送局が違っても、番組作りの発想が全く同じです。NHKだけは多少は独自色を出してはいますが。
二つ目は、昨年も一昨年も見たことがあるぞという意味です。全ての番組が以前の番組の焼き直しに見えます。
年末は特に視聴率狙いの番組が増えると思います。視聴率を狙う以上は似たような番組が多くなるのは仕方がないことだとは思います。が、作り手側の安易な番組作りが感じられて不愉快なくらいです。
年末ということではないのですが、民法のニュースも視聴率狙いに行っているような気がしてなりません。ウクライナやパレスチナのニュースよりも崩れたケーキに関するニュースが目立つというのはどういうことなのでしょうか。
BSなんかひどいものです。NHK以外はいつ見てもどの局もテレビショッピングばかりです。
いまやYouTubeやAmazonなどでいろいろな動画が見られます。このままだと10年後くらいには民放1局くらいが潰れ、20年後くらいには地上波放送はNHKだけになってもおかしくありません。
私は現在のテレビ放送のあり方に否定的ではありますが、テレビの存在は必要なのだと思います。テレビ業界の人たちは危機感を持って良い番組を作っていただきたいです。
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