鎌倉日帰りの旅03・高徳院
高徳院といえば、鎌倉大仏ですね。
実は私は鎌倉大仏にはあまり興味はありませんでした。
たぶん奈良の大仏のインパクトが強すぎるせいだと思います。
だがしかし。
実際に近くで見てみると、実に心が安らぎます。よくよく考えると、奈良の大仏のほとんどは江戸時代の修復であるのに対し、鎌倉大仏は鎌倉時代に作られたものがほぼそのまま残っているのです。当時の思いがそのまま残っているのです。度重なる災害のために鎌倉大仏の大仏殿は壊れてしまっていまは雨風にさらされています。それにもかかわらず致命的な傷みはありません。さすが大仏さん、打たれ強いです。
今回気付いたのは、鎌倉大仏は鎌倉時代からほぼそのままなのに、台座は明らかに後世のものだということです。台座が壊れた時に、大仏を持ち上げて台座を修復したようです。それはそれですごい技術です。
私の希望は、鎌倉大仏を住まわせる大仏殿を作ってあげることです。このような素晴らしい大仏を野ざらしにしておくのは心苦しいです。奈良の大仏のように立派な家を作って欲しいです。
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