お金の計算
本日、65歳になりました。
今月末で再雇用満了。
来月から新しい人生が始まります。
で、お金の話。
困ったことに、65歳以降の収支の計算がうまくできません。
5月からの再々雇用も決まって概ね給料がどう推移していくかがわかりました。それはいいのですが、問題は年金です。
老齢基礎年金、老齢厚生年金、企業年金、確定拠出年金、繰上げ、繰下げ、在職老齢年金、在職定時改定、減額や支給停止など、考えなくてはならないものがたくさんあります。計算は簡単ではないです。いろいろな場合分けがあっていつ何をどのように受給すると良いのかがなかなかわかりません。私は理系の技術者なのでそれなりに計算には強いはずなのですが、それでもよくわかりません。この仕組みを完全に理解して年金を最適に捌ける人がホントにいるのか?と思います。
ただ私にはある信念があるので、比較的腹を括りやすいです。
多くの人は損得を考えて年金を計算しているようです。が、私はそれを間違った考え方だと思っています。年金は貯金や株とは違うのです。年金は保険なのです。一番困ったときにきちんと補償が得られればそれでいいはずなのです。そもそも自分がいつ死ぬかがわからない以上、損得の計算は無意味です。
現在私はお金に困っていません。すぐには年金は必要ありません。そして私の最大のリスクは、長生きしてしまうことです。長生きすればするほど老後の備えは重要となります。
なので私の場合、年金は繰下げの一択になります。繰り下げることによって、長生きした場合にもらえる年金額は有利になります。
残る問題はいつまで繰り下げるかです。繰り下げる決意をした以上、考える時間は十分にあります。じっくり考えて老後のお金のことを決めていこうと思います。
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コメント
おっしゃる通り、悩みますね。
多変数で、いちばん大きい因子が寿命ですから厄介です。
それを知るのもイヤだな〜
投稿: marc | 2024.04.23 06:50