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2024.09.26

音楽と私 040「BOLERO / Ravel」

フィギュアスケートとか体操とかアーティスティックスイミングとか、私はそういった美しさを競うスポーツはほとんど見ません。芸術なんだかスポーツなんだかわからないからです。芸術なら採点したり優劣をつけるのはおかしいです。スポーツなら勝敗の基準がわからないです。そんなモヤモヤがあるので、芸術系スポーツを見て感動することは滅多のないのです。

そんな私の考え方ですが、例外があります。1984年サラエボオリンピック、アイスダンスのトービル&ディーン組のアイスダンスの演技です。

トービル&ディーン組のアイスダンスは、疑いなく芸術です。審査員全員が芸術点で満点をつけました。審査員も採点をしたのではなく感動を点数として表現したのだと思います。

トービル&ディーン組は、技の凄さで勝負するアスリートではありません。表現力を極めた世界最高のダンサーだと思います。

このブログを書く前に、久々にYoutubeで1984年サラエボオリンピックのトービル&ディーン組のアイスダンスの演技を見ました。自分でもびっくりしたのですが、目から涙がこぼれました。

そのトービル&ディーン組の演技のバックに流れたいたのが、ラベルのボレロでした。

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【引用レコード】
アルバム:BOLERO / Ravel
演奏:パリ音楽院管弦楽団
指揮:アンドレ・クリュイタンス
発売元:東芝EMI株式会社

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