ラデツキー行進曲
最近は大作アニメ映画でクラシックの曲がかかる場面が多くなりました。先日宇宙戦艦ヤマトを観たときも、非常に印象的なクラシックの曲がかかりました。
誰もが小学校の運動会で1度は聴いたことがある曲。
そして小学校の運動会でしか聴いたことがない曲。
ヨハン・シュトラウス1世のラデツキー行進曲です。
ラデツキー行進曲がかかるタイミングが絶妙でした。A艦隊がB艦隊と激突するシーン。そして話の流れからA艦隊が圧倒的な力の差でB艦隊を蹴散らすことが予想されるシーン。そういったシーンで、A艦隊目線でラデツキー行進曲がかかったのです。予想通りA艦隊の大勝利で終わりました。実に気持ちの良い選曲でした。
映画を観終わったとき気づきました。
行進曲というのは軍歌なのだなと。
戦いに挑む時に気分を高揚させるための曲なのだなと。
勝利を祈願し勝利したことを祝う曲なのだなと。
小学校の運動会にラデツキー行進曲がかかるのは、歩調を合わせて行進するためだと思っていました。もちろんそれもあると思いますが、勝利のために勢いをつける軍歌の意味合いもあったのだなと再認識しました。
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