ドリフ
正月何もすることがなくテレビを見ていたら、「ドリフに大挑戦」という特番をやっていました。最近の人がドリフネタにチャレンジするという番組でした。加藤茶さんと高木ブーさんもちょい役で出演していました。
私はストライクのドリフ世代です。小学生の頃は8時だよ全員集合で大笑いをしていました。ちょっと懐かしくなって途中から番組を見てしまいました。
で思ったことは、ドリフはネタそのものがおもしろかったのだなということでした。それをドリフのメンバーが演技することで完璧な笑いになるんだなと。ネタが70%でそれをドリフのメンバーが演じることで100%の笑いになるのだなと。極端にいうと、誰がドリフネタをやっても70%くらいはおもしろいのだろうということです。
そしてドリフネタを演じる人によってもおもしろい要素が大きく異なることもわかりました。
若いアイドルが演じるドリフネタは、70%くらいおもしろい。誰がやっても同じだということです。
そしてお笑い芸人が演じるドリフネタは、ドリフに見えないということです。ドリフらしくないということです。お笑い芸人がドリフをやっても、頑張れば頑張るほどお笑い芸人の芸風が出てしまう。ドリフのおもしろさから離れていってしまうのです。
一番おもしろかったのは、俳優が演じるドリフネタでした。どのように演じたらドリフの笑いに近づけるのかを非常に真面目に考えているように見えました。そして演技力によってドリフの笑いを実現しているようでした。
特に亀梨和也さんの演技は秀逸でした。亀梨さんの演技は、志村けんさんや加藤茶さんが演技しているようにしか見えませんでした。俳優さんってすごいなあとつくづく思いました。
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