2019.12.24

音楽と私 023「赤ちょうちん/かぐや姫」

神田川の大ヒットの後に発売された赤ちょうちん。赤ちょうちんもヒットしたのですが、かぐや姫としては赤ちょうちんの後にシングルで出したかったのは、22歳の別れかなごり雪だったのだそうです。が、赤ちょうちんを映画化することが決まっており、レコード会社側が一方的に赤ちょうちんをシングルリリースしたのだそうです。かぐや姫としては、不本意だったようです。

この流れがフォークソング絶滅の象徴的な出来事だと思います。先日もこのブログで書きましたが、フォークソングは戦争への憎悪、社会への不満、政治への不信、富裕層への妬み、自分の不甲斐なさ、そういったものが吹き出した反体制的なムーブメントだったはず。それが、体制に飲み込まれていく。そして、ヒットを狙ってお金になりそうな曲を作っていく。こうなってしまっては、どんなにフォークソングっぽい曲を作っても、それはもはやフォークソングではないのだと思います。

結局フォークソングはニューミュージックへと変貌していきます。そこには、反体制的なエネルギーは感じられません。が、一般受けするメロディアスな良い曲が次々と生まれていったのも事実です。この流れを否定的に捉えるつもりはありません。単に、時代が変わったんだなという思いだけです。

それにしても、ギター1本で勝負していた時代が懐かしいです・・・・。

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2019.12.20

音楽と私 022「神田川/かぐや姫」

かぐや姫の神田川のシングルレコードを持っています。私が中学生の時に買ったものです。感受性の一番強い中学生時代にフォークソングに浸れたことは、とても幸せだったと思います。

しかし、フォークソングというムーブメントは、1960年代後半から1970年代前半のわずか10年くらいしか続きませんでした。そもそもフォークソングとは、なんだったのでしょうか。

戦争への憎悪。
社会への不満。
政治への不信。
富裕層への妬み。
自分の不甲斐なさ。

若者のそういった感情が、音楽という形で吹き出したのがフォークソングだったんだろうと思います。音楽という形ではなく行動という形で吹き出したのが、学生運動だったのでしょう。

音楽というより、メッセージ。
メッセージを表現するためのメロディ。
フォークソングにはいろいろな思いが込められているのがよくわかり、中学生だった私はそれをストレートに受け止めることができました。

当時はフォークソングはあまりテレビでは放映されず、YouTubeはもちろんネットすらありませんでした。フォークソングを聴く機会はラジオかレコードくらいしかありませんでした。今とは比較にならないくらい真剣に、ラジオやレコードから流れるフォークソングを聴いていた記憶があります。

神田川がヒットした時期がフォークソングというムーブメントの全盛期だったように思います。良い時代でした。

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2019.10.20

音楽と私 021 「群青/谷村新司」

谷村新司の群青というシングルレコードを持っています。1981年に公開された連合艦隊という映画のテーマ曲です。

前年に二百三高地という映画が公開されてヒットしたので、その二番煎じというか二匹目のドジョウというか、そういった意味合いの映画だと思っていました。
が、ちょっと調べてみたら、事情が違いました。二百三高地はを作ったのは、東映。連合艦隊を作ったのは、東宝。なので、二番煎じというようりも、パクリに近いですね。

連合艦隊の作成には相当な力を入れたようなのですが、いろいろなものを詰め込みすぎて、焦点がボケた印象でした。

真珠湾攻撃から大和が沈むまでのいくつもの作戦を、丁寧に描かずにダイジェストでまとめたこと。他の映画のシーンや実際の戦争のフィルムを無理やり加えたため、つぎはぎ感があったこと。戦争を遂行する側と戦争の影響を受ける庶民側の両方にスポットを当てているため、結局何を言いたいんだかよくわからなかったこと。
映画の出来としては、イマイチだったんじゃないかな。

群青という曲はいい曲だったんですけど、今から思うと映画を盛り上げるため力が入りすぎていたようにも思えます。

ちなみに、私は大学生時代に、この映画を映画館で観ています。当時は私にも彼女と呼べるような女性がおりまして、デートで観にいったんですよ・・・・。

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2019.10.17

音楽と私 020 「防人の歌/さだまさし」

1980年に、「二百三高地」という日露戦争をテーマにした映画が上映されました。その後、1981年にテレビドラマ化もされました。そのテーマ曲が、さだまさしの防人の歌でした。

「二百三高地」は、一般的な戦争映画とは一線を画した映画でした。映画版はテレビ放映されてから観たのですが、テレビ版はリアルタイムで観ていました。いろいろなことを考えさせられる良い映画だったと思います。

さだまさしと戦争映画という組み合わせは、意外でした。
この映画のテーマ曲のオファーがあった時、さだまさしは「勝った、万歳!の映画なんですか?」と確認したそうです。そういった類の映画ではないと確認してからオファーを受けたそうです。このエピソードからも、この映画の意味がわかりますよね。

防人の歌には、さだまさしの思いが込められています。防人の歌を聴いただけで、映画を見なくてもその映画の意味がわかります。名曲だと思います。

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2019.10.16

音楽と私 019 「超時空世紀オーガス」

テレビアニメの超時空世紀オーガスのテーマ「漂流〜スカイハリケーン」というシングルレコードを持っています。確かに私が買ったのですが、1983年当時の私がなぜこのレコードを買ったのかさっぱりわかりません。

超時空世紀オーガスは、大ヒットした超時空要塞マクロスの後番組。キャラもメカも二番煎じ。今はストーリーも全く憶えていないほど、インパクトがないアニメでした。ストーリーどころか、主役やヒロインも憶えていません。

主題歌も私の好みではなく、ホントに何でこのレコードを買ったのか、まったくわかりません。

当時の私は、どうかしていたのでしょうか・・・・。

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2019.10.09

音楽と私 018 「立て!闘将ダイモス/ささきいさお」

私は、小中学生時代はごく平均的なアニメ好きの少年でした。が、大学生くらいから、ちょっとアニメと距離を置くようになりました。一時期巨大ロボットものが大流行りしましたが、そのようなアニメはほとんど見ていませんでした。そんななか、なぜか闘将ダイモスにはハマっていました。

巨大ロボットアニメといっても、敵のロボットキャラは、今となっては全く憶えていません。なぜなら闘将ダイモスは、巨大ロボットアニメというよりもメロドラマだったからです。昼メロのアニメ版みたいな感じですかね。

大学3年のときにA教授の研究室に配属されたのですが、歓迎会を兼ねた花見の時に、新しく配属される3年生全員に何か1曲歌えという指示が出ました。私は、教授や助教授の前で、闘将ダイモスのテーマ「立て!闘将ダイモス」を力一杯歌った記憶があります。

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2019.07.24

音楽と私 018 「ヤマトより愛をこめて/沢田研二」

私がこのレコードを買った理由は、ただひとつ。
アニメ映画「さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち」のエンディングテーマだったからです。

私は「さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち」が上映された時には、函館の実家に住んでいました。この映画が函館で上映された時は、「海のトリトン」「宇宙戦艦ヤマト」「さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち」の3本立てでした。

この当時は座席も予約制ではなく、入れ替えもなかったので、いつまででも映画に居座ることができました。私は、「さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち」「海のトリトン」「宇宙戦艦ヤマト」「さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち」と一気に4本を観ました。つまり、「さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち」を1日に2回観たことになります。

最初に「さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち」を観た時点で号泣。二度目は完全にストーリーがわかっていたのに、再び号泣。とても思い出深い映画となりました。

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2019.07.21

音楽と私 017 「宇宙戦艦ヤマト」

私が中学生の時、宇宙戦艦ヤマトのテレビ放映がありました。
ハマりました。
還暦を迎えた今になっても、ハマっております。
アニメとしてのヤマトのことを語り始めるとキリがないので、私が買ったレコードと当時の思い出に絞って書きます。

宇宙戦艦ヤマトのテーマ、歌うのはもちろんささきいさおさん。
そして、B面はもちろん真っ赤なスカーフです。

そのうち紹介しますが、実は私はヤマトのレコードはほとんど持っています。音楽集から、ドラマ版まで。ほとんどすべてのレコードはLP版なのですが、宇宙戦艦ヤマトのテーマだけはシングルレコードとして買いました。このテーマ、アニメ史に残る素晴らしいテーマ音楽だと思います。

そして、ささきいさおさん。

俳優やったり声優やったりいろいろな下積みがあった中で、宇宙戦艦ヤマトのテーマが思いのほかヒットし、アニメ歌手の地位を確立しました。宇宙戦艦ヤマトのテーマがヒットしかけた時は、営業活動にかなり力を入れ始めたんだと思います。

私が住んでいた函館にもやってきて、サイン会が行われました。私も、サインをもらいに行きました。まだ大スターには程遠い知名度だったので、ちっちゃな事務所のようなところでのサイン会でした。真夏で、冷房もないところだったように思います。汗だくのささきいさおさんが、笑顔でサインをしてくれたのを憶えています。

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2019.07.19

音楽と私 016 「SKY HIGH/JIGSAW」

ジグソーのスカイハイという曲を、オーストラリアと香港の合作映画「SKY HIGH」のテーマ音楽だと認識している人は、ほとんどいないと思います。我々の世代の男子なら、ほぼ全員がプロレスラーのミル・マスカラスの入場テーマ曲として認識しているはずです。それほど、この曲をバックに登場するマスカラスのインパクトは強烈でした。

当時のプロレスは、正義の日本人レスラーが悪役の外国人をやっつける勧善懲悪的な流れが主流でした。また、今ではハンサムでかっこいいプロレスラーが全盛ですが、当時は見栄えの良くないおじさんレスラーが地味な技をかけ合うスタイルでした。

それが、ミル・マスカラスの登場で一変しました。
見事な逆三角形の筋肉美。
空中戦を主体とした華やかなプロレススタイル。
試合のたびに変わるマスクとリングコスチュームのかっこよさ。
外国人でしかもマスクマンなのに、悪役じゃなくて正義の味方。
というか、マスカラスと戦うレスラーは、全てが脇役になるほど、マスカラスのキャラは強烈でした。

そして、スカイハイ。
プロレスラーが登場する時のテーマ音楽として、初めて使われた曲です。レスラーが音楽に乗って登場することが、これほどインパクトがあるとは。それまで音楽なしで地味にリングインしていたのが信じられないです。

それにしても、マスカラス、かっこよかったなあ・・・・。

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2019.06.26

音楽と私 015 「太陽にほえろ!/井上堯之バンド」

私と同世代の皆さん、すなわちaround60の皆さんは、学生のころ必ず太陽にほえろ!を見ていたのではないでしょうか。

私の中学生時代、金曜の夜8時から放映されてい太陽にほえろ!。それを見逃すと、月曜日に中学校で話の輪に入れないくらい、みんなが太陽にほえろ!を見ていたと思います。マカロニやジーパンが殉職したときなど、たいへんな騒ぎになったのを憶えています。

太陽にほえろ!は、それまでの刑事ドラマのイメージを変えました。
そのころの刑事ドラマというと、おじさん刑事がコツコツと事件を解決していく地味なイメージ、どちらかというと暗いイメージだったように思います。

一方、太陽にほえろ!は、マカロニやジーパンをはじめとした型破りな若手刑事が大暴れするスタイルを確立しました。しかし、周りを固めるボス、山さん、ゴリさん、殿下、長さん、シンコのキャラも立っていて、しっかりと若手刑事をサポートし、刑事ドラマの基本を守っていました。

マカロニやシーパン以降は、さすがにマンネリ化が進んで、私も太陽にほえろ!から離れていくことになりますが。

その太陽にほえろ!の音楽を担当していたのが、井上堯之バンド。
この井上堯之バンドの演奏があったからこそ、太陽にほえろ!がブレイクしたと言っても過言ではないと思います。
主題歌だけではなく、挿入曲も抜群で、どの曲もとても思い出深いです。

私の買ったのは、主題歌と挿入歌の合計4曲が入ったレコードでした。たいへん残念だったのは、このレコードには、私が一番好きだった挿入曲の青春のテーマが入っていなかったことです・・・・。

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