2024.02.08

進撃の巨人・その3

進撃の巨人を観て昔とは違うんだなあと思う一番のポイントは、死の描写です。

最近のアニメは、寄生獣のようなグロテスクな死、北斗の拳のような容赦のない大量殺人、進撃の巨人のような意味のない絶望的な死、そういった描写が増えてきたように思います。観るほうもそういった死に慣れてしまって、死について深く考えることをしなくなってきたようにも思えます。

昔のアニメには、死とは何かを考えさせられました。観るほうも死というものに本気で向き合っていたのではないかと思います。

真っ白な灰になった矢吹丈。
ライバルとの戦いに命を捧げた力石徹。
初恋の美奈さんを失った星飛雄馬の絶望。
アンドレに先立たれたオスカルの悲しみ。
アンドレの後を追うように旅立つオスカル。
人類のために散っていく宇宙戦艦ヤマトのクルー。
親友の伊達直人を守るために盾となったミスター不動。

死を美化していると批評されたものもありますが、少なくとも私は死と正面から向き合うことを学びました。

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2024.02.07

進撃の巨人・その2

進撃の巨人を見て思ったのは、子供には観せたくないなあということです。もともと進撃の巨人は子供向けのアニメではないのですが。

私が幼い頃、テレビアニメというのはだいたい19時から20時くらいまでの時間帯に放映されていたと思います。いわゆるゴールデンタイムです。この時間に放送されていたということは、親子そろってアニメを観ていたということです。

最近は、ゴールデンタイムにアニメはあまり放映されていないように思います。子供向けアニメはそれ以前に放映され、大人向けアニメは夜遅くに放映される感じでしょう。親子そろってテレビアニメを観る文化はもうなくなったのかな。そう思って昔を振り返ると、確かに昔のアニメは親子そろってみても違和感のない作りになっていたと思います。

進撃の巨人は決して親子そろって観るアニメではないです。
それを否定するわけではないです。
もはやアニメは子供だけのものではないです。

それにしても、進撃の巨人のあの描写はいかがなものかと思う今日この頃です。

 

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2024.02.06

進撃の巨人・その1

先週末、何年も前に録画していた「進撃の巨人」を観ました。観たのは、season1劇場版前編、season1劇場版後編、season2劇場版です。いろいろと思うところがあるので、何回かに分けて書きます。

そもそもなぜ録画した映画を何年も観ないで放置していたのかというと、この映画には見るに堪えない描写があることを知っていたからです。一生のトラウマになりかねない描写です。ただ、多くの人が支持した超人気映画です。観ないわけにはいきません。絶対後悔しないぞという強い覚悟で観ました。

実におもしろかったです。3本の映画を一気に観てしまいました。昨年すでに完結編がNHKで放映されているのですが、それは観てもいないし録画もしていません。有料だと観る手段はありそうなので、近々完結編を観ようと思います。

観ていて見ていて気づいたのですが、あの描写は「進撃の巨人」という作品には必須の描写なのだと思います。私が作者だったら、絶対に必要な描写ですというかもしれません。

だがしかし。それでもあの描写には共感できません。もっと違う表現はなかったのでしょうか・・・・。

何より驚きなのは、「進撃の巨人」を放映したのがNHKだということです。NHKではあの描写をアリだと判断しているのです。

時代は変わりました。

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2023.01.23

昭和vs平成

昨日、平成版ガメラ対ギャオスがテレビ放映されました。そして本日、録画していた昭和版ガメラ対ギャオスを観ました。久々に観る両作品、たいへん楽しめました。

昭和版ガメラ対ギャオスは1967年の作品です。
平成版ガメラ対ギャオスは1995年の作品です。
28年の違いというのがどういうものかがよくわかりました。

昭和版ガメラ対ギャオスは、今観るとツッコミどころ満載です。そんなわけないだろ!というシーンがたくさん出てきます。だがしかし。おもしろいのです。子供が楽しめるように作っているのです。良い意味で子供騙しなのです。私が少年時代に昭和版ガメラ対ギャオスと平成版ガメラ対ギャオスを両方観ていたら、間違いなく昭和版ガメラ対ギャオスの方が面白いと思うでしょう。

そして大人になった私は、平成版ガメラ対ギャオスが日本怪獣映画史上最高傑作だと思っています。日本怪獣映画史上最高傑作ということは、すなわち世界怪獣映画史上最高傑作だということです。怪獣の造形、ストーリー展開、リアリティとファンタジーのバランス、何をとっても完璧です。大人の鑑賞にも耐えられるというレベルではなく、大人こそが楽しめる怪獣映画になっているのです。製作陣のガメラという怪獣映画に対するリスペクトが感じらます。

子供時代には子供向けガメラに熱狂しました。
大人になってから大人向けガメラにハマりました。
私はとても幸せな時代を生きてきたのだなと思いました。

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2023.01.10

ウルトラセブンPOP UP STORE

中野ブロードウエイの墓場の画廊で開催されている「ウルトラセブンPOP UP STORE」に行ってきました。ウルトラセブン55周年記念のイベントです。

主な展示は名場面の写真でしたが、会場の大半は55周年記念グッズの販売スペースでした。グッズの販売がメインの企画だったようです。それでも大いに楽しめました。

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記念グッズのモデルさんは、ハヤカワサトミ隊員でした。この人選にはちょっと不満がありました。なぜならハヤカワサトミ隊員は55年前のオリジナルのウルトラセブンには登場していないからです。オリジナルのウルトラセブンの放映から30年ほど経ってから作られた続編に登場する隊員なのです。ハヤカワサトミ隊員役の鵜川薫さんには何の不満もないのですが、やはりウルトラセブンのヒロインはアンヌ隊員です。ダンとアンヌの色をもっと出して欲しかったです。

そうは言ってもアンヌ隊員役のひし美ゆり子さんは75歳。モデルにはちょっと厳しいかな。いやそんなことはない。アンヌ隊員はいくつになっても私のヒロインです。

当然ながら、グッズもゲットしました。

写真集。
ウルトラセブンの写真集はいくつも持っていますが、一番デキががよさそうです。

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お約束のクリアファイル。
ウルトラセブンとダンとメトロン星人という絶妙の3枚セットでした。あとアンヌがセットになっていたら・・・・。

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ダンのTシャツ。
買うかどうか悩みました。が、Mサイズは最後の1枚だったので思わずゲットしました。私は63歳のおじいちゃんですが、いつどのタイミングで着たらいいのでしょう・・・・。

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中身の見えない缶バッジ。
一番欲しくないニセウルトラセブンが当たりました。

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購入金額に応じたサービスで、無料でシールを2枚いただきました。どこか目立たないところにこっそり貼ろうと思います。

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2022.10.02

セブン

『「ウルトラセブン」生誕55周年記念 TVシリーズ4Kリマスター版』が映画館で上映されたので観てきました。
ウルトラマンがシン・ウルトラマンという形で全く違う作品に作り変えたのに対し、ウルトラセブンは55年前にテレビ放映された作品の中から厳選された5話をそのままを再放映した形となります。
作り変えなかったのは、私としては大正解のように思います。なぜなら、ウルトラセブンは55年前に完璧な形で完結しているからです。どのように上手にリメイクしても、55年前の作品を上回るとは思えません。確実にオリジナルのイメージを壊すことになると思います。
今回上映されたのは、以下の5話です。
・第7話「宇宙囚人303」
・第26話「超兵器R1号」
・第37話「盗まれたウルトラ・アイ」
・第48話「史上最大の侵略(前編)」
・第49話「史上最大の侵略 (後編)」
見事にウルトラセブンの世界観を象徴するような選択になっています。「宇宙囚人303」ではなく「ノンマルトの使者」を入れたら完璧だったかな。
なんども再放送を見ているのに、ラストは涙が出ました。
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2022.09.05

ガメラ

先日秋葉原をうろついたときガメラを見つけ、ついつい連れて帰ってしまいました。

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2022.08.29

東京タワー

「平成ガメラ三部作展」は東京タワーのホールで開催されました。

東京タワーで開催されたことには、多分意味があります。三部作の第1作で、東京タワーが舞台となっているのです。

東京上空を飛ぶギャオスに対して、自衛隊が2発のミサイルを発射。そのミサイルがギャオスにかわされて、東京タワーに誤爆。東京タワーが真っ二つに折れて破壊されてしまうシーンがあるのです。

平成ガメラでは自衛隊の武器などがリアルに表現されているので、東京タワーを破壊したミサイルについて調べてみました。やはり、81式短距離地対空誘導弾という実在のミサイルでした。

ここであることに気づきました。
使われたミサイルは、地対空ミサイルであることを。

地対空ミサイルは、飛行機を落とすミサイルです。飛行機は簡単に落ちるので、地対空ミサイルは地上や艦船を破壊するミサイルと比べて破壊力が小さくても良いはずです。実際、81式短距離地対空誘導弾の弾頭は9kgしかありません。2発のたった9kgの爆発物が東京タワーに命中しただけで、東京タワーが倒れるのはおかしいと気づいたのです。

ヤマトの波動砲やウルトラマンのスペシウム光線が東京タワーを破壊するというのならば、話はわかります。リアルではないけど、そういう設定だということが伝わるので。
が、実際に存在する81式短距離地対空誘導弾2発が東京タワーを破壊するのはおかしいと感じてしまいます。リアルであればあるほど、その矛盾が気になってしまいます。

映画って難しいですね。

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2022.08.28

特撮のDNA「平成ガメラ3部作展」

東京タワーで開催されていた、特撮のDNA「平成ガメラ3部作展」に行ってきました。

私の志向としては、仮面ライダーよりウルトラマン、ガンダムよりヤマト、松田聖子より河合奈保子、ゴジラよりガメラです。この特別展は見逃せないものでした。

ガメラといっても、いろいろな作品があります。子供のころ観た昭和ガメラは、子供向けの怪獣映画でした。子供の私は、ドキドキしながらガメラを観ていました。

そして大人になってから観た平成ガメラ三部作は、見事に大人の作品になっていました。大人の私は、ドキドキしながらガメラを観ました。

平成ガメラ三部作の中でも、ガメラ対ギャオスは秀逸でした。怪獣映画としては歴史に残る作品だと思います。

平成ガメラは、vsギャオス、vsレギオン、vsイリスで完結します。が、非常に惜しい三部作となってしまいました。設定や造形は100点で全体としてはよくできた作品なのですが、ストーリーの詰めが甘いのです。リアルを狙った作品作りでそれはそれで成功しているのですが、そういうリアルはないだろうという矛盾を含んでいるのです。

惜しい! ストーリーをもっと詰めていれば、三部作として怪獣映画最高傑作になっていたのに・・・・。

さてこの展示会に入場した瞬間に、妙に聞き慣れた音楽が流れているのに気づきました。水曜どうでしょうの予告編のBGMと同じ曲が流れていたのです。水曜どうでしょうの予告編のBGMは、ガメラのサントラ曲だったのです。

平成ガメラ三部作の2作目「ガメラ2・レギオン襲来」が上映されたのは、1996年です。「ガメラ2・レギオン襲来」は、北海道も舞台となっています。水曜どうでしょうの放送開始も1996年です。そしてなんと「ガメラ2・レギオン襲来」には大泉洋さんと鈴井貴之さんもチョイ役で出演しているのです。

おもしろい縁ですね。

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2022.05.13

シン・ウルトラマンを観ての感想

小学生中学生だった時、学校給食が楽しみでした。特にクジラ肉の竜田揚げが大好きで、毎回大喜びで食べていました。

そして高校からは給食がなくなって、クジラ肉の竜田揚げを食べることができなくなりました。その後はクジラそのものが事実上食べられなくなってしまいました。それでも、クジラ肉の竜田揚げの思い出はずーっと心に残っていました。

そして、50年経ちました。

あるとき、ミシュランの三ツ星レストランがクジラ肉の竜田揚げをメニューに加えるというニュースがありました。喜び勇んでそのレストランに行き、クジラ肉の竜田揚げをいただきました。たいへん美味しくて、満足のいくものでした。

が、ふと思いました。小学校中学校のクジラ肉の竜田揚げはこんなんじゃなかったな、と。三ツ星レストランのクジラ肉の竜田揚げも良いけど、やっぱり給食のおばちゃんが作ってくれたあのクジラ肉の竜田揚げが食べたかったなと。

以上が、シン・ウルトラマンを観た時の感想です。
伝わりますかね。

 

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