東京タワーで開催されていた、特撮のDNA「平成ガメラ3部作展」に行ってきました。
私の志向としては、仮面ライダーよりウルトラマン、ガンダムよりヤマト、松田聖子より河合奈保子、ゴジラよりガメラです。この特別展は見逃せないものでした。
ガメラといっても、いろいろな作品があります。子供のころ観た昭和ガメラは、子供向けの怪獣映画でした。子供の私は、ドキドキしながらガメラを観ていました。
そして大人になってから観た平成ガメラ三部作は、見事に大人の作品になっていました。大人の私は、ドキドキしながらガメラを観ました。
平成ガメラ三部作の中でも、ガメラ対ギャオスは秀逸でした。怪獣映画としては歴史に残る作品だと思います。
平成ガメラは、vsギャオス、vsレギオン、vsイリスで完結します。が、非常に惜しい三部作となってしまいました。設定や造形は100点で全体としてはよくできた作品なのですが、ストーリーの詰めが甘いのです。リアルを狙った作品作りでそれはそれで成功しているのですが、そういうリアルはないだろうという矛盾を含んでいるのです。
惜しい! ストーリーをもっと詰めていれば、三部作として怪獣映画最高傑作になっていたのに・・・・。
さてこの展示会に入場した瞬間に、妙に聞き慣れた音楽が流れているのに気づきました。水曜どうでしょうの予告編のBGMと同じ曲が流れていたのです。水曜どうでしょうの予告編のBGMは、ガメラのサントラ曲だったのです。
平成ガメラ三部作の2作目「ガメラ2・レギオン襲来」が上映されたのは、1996年です。「ガメラ2・レギオン襲来」は、北海道も舞台となっています。水曜どうでしょうの放送開始も1996年です。そしてなんと「ガメラ2・レギオン襲来」には大泉洋さんと鈴井貴之さんもチョイ役で出演しているのです。
おもしろい縁ですね。
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